最新のトピックスへ Facebook Twitter

ハイレゾインタビューのトピックス

Tweet(ツイート)    

IMG_3703_600.jpg

flumpool(L to R)

阪井 一生 (Gt)

山村 隆太 (Vo)
尼川 元気 (Ba)

小倉 誠司 (Dr)

 

映画&TVシリーズ「亜人」主題歌夜は眠れるかい?で今までのイメージを軽々と飛び越えて来た!!flumpoolの攻めの姿勢がグイグイ伝わってくるインタビュー。3月のニューアルバム『EGG』に関してやメンバー全員で大盛り上がり、周りのスタッフがびっくりする程大はしゃぎだったハイレゾ聴き比べコーナーもあります。


 

■「夜は眠れるかい?」について

――2/10にリリースされる新曲夜は眠れるかい?は、皆さんも元々お好きだったアニメ『亜人』の主題歌ということで、どういった思いを込めたのか聞かせて下さい。

阪井:原作も読んでいたんですが、こういう曲は今までやってこなかったし、まずできるのかなと。自分達の曲はダークなものを描いても最終的にどこか光があったので、正直俺らじゃないほうがいいんじゃないかとも思いました。でもすごくいいチャンスをもらったなとも思っていて、歌い方も含め、とにかくflumpoolだと思わせない曲を作ろうとしました。

 

山村:自分達の見られ方として、どこか優等生っぽい、さわやかな感じがあるということをよく言われていて、それを踏まえて、「今回はflumpoolさんの爽やかなイメージではなく」と言われました。じゃあなんで俺らに頼んだんだと。これは嫌な意味じゃなくてですけど(笑)。

そこで自分達も振り返ってみると、やっぱり見られ方とか気にしてどこか無難な感じというか。人付き合いにしても、「まじめだったら別に叩かれない」とか、「自分の意見を言わない方が人と繋がっていられる」とかいう生き方をしていたなと思ったんです。だけど「裏のflumpool」じゃないですけど、言ってしまえば人には見せられないような「人間味」の部分って誰にでもあるじゃないですか。そこらへんを『亜人』の主題歌というものをきっかけとして、イメージをぶっ壊してやろう!というところで、作っていきましたね。

 

――今までとは違うものをファンの前で披露する事に対する、ハードルもあったかと思いますが。

山村:それはありますね。違うものと言うと少し違って、「一歩先にあるもの」というか。ファンとの信頼関係があるからこそ、毒の部分のようなものも出せるようになってきたのかなと思いますね。(ファンのことを)そもそも信じているので、この曲を出したからといって嫌われるかなとかはなかったです。

今って毎日SNSとかで色んな事が流れていく中で、一つのこと、一人の友達と向き合うことの大事さがわからなくなっているじゃないですか。そんな薄っぺらいものはいらないんだってことは、多分『亜人』の中でも表現されていて、そこにある本当の信頼を考えなきゃならない上で、ファンとの関係も一回、正論のような薄っぺらい部分はやめようと思いました。そういう意味で、一歩先に進めたと思いますね。

 

■ハイレゾについて

――そんな「夜も眠れるかい?」は1/15から配信先行でハイレゾ音源もリリースされているのですがこの事に関してはいかがですか?

山村:いいですよね、それだけこだわって一曲の音を追求してくれるって。

阪井:自分たちでミックスして、マスターとして出来上がったものにより近いわけじゃないですか。要は高音質で、解像度がすごいわけですよね。人間には聴こえない部分も感じられる、ってことですよね。

山村:なるほどね。ちょっと聴き比べてみていいですか?せっかくなのでどっちがハイレゾか分からない形で聴かせてください!

 

――ではクイズ形式ということで!特に「違いがわかる」と評判のノラ・ジョーンズのアルバム「Come Away With Me」を聴いてもらいます。

山村:(阪井)一生なんか、いつもいい音聴いてるもんな!俺はいつも耳悪いとか言われるんだけど(笑)。一発でわかるでしょ!

 

(メンバー全員でウォークマン&ヘッドホンでノラ・ジョーンズの音源を聴きくらべる)

Come Away With Me/Norah Jones

メンバー一同:A・Bの違いは分かるんだけどな~。どっちがいいとなると…

(TV番組の)格付けチェック聴いてるみたい!

 

――ハイレゾはどっちかということで…せーの!

(阪井さんだけが、A)

 

阪井:いや俺思ったのは、Bはめっちゃ音が硬かったから。自分がミックスするってなったら、絶対A取りますもん。

尼川:コンプ感というんですかね? まとまりがあって、張り付いてる感じ。

山村:でも俺、このレコード持ってるから、その感じに近いのは、Bだと思うんだよ。やっぱそこにいましたもん、ノラ(・ジョーンズ)が。

小倉:A・Bで確かに違う…

 

――正解を発表します。正解は ……Bです!

三人:いえーい!やったー!(異様な盛り上がり(笑))

阪井:…………………。

尼川:お前、もうリハのとき何も言えないぞ(笑)

 

――では、正解を踏まえて聴いてみますか。

阪井:……やっぱいいですね。

 

――(笑)。でも確かに、聴こえ方に好みがあるというのはあるかもしれません。

 

IMG_3701_600.jpg

 

■アルバム『EGG』、そしてツアーについて

――3月にアルバムがリリースされて、4月からは全国ツアーがスタートするということなのですが、今回のアルバムに込めている思いを教えてください。

阪井:(前のアルバムから)三年半空いて聴いてる人の音楽も変わっていると思いますし、自分達のできることもどんどん変わってきたので、出来上がってみていろんな曲があります。前のアルバムと聴き比べて、大人になったじゃないですけど新しくチャレンジしてる部分も大きいから「これ本当にflumpool?」みたいなものがあるんじゃないですかね。

 

山村:ライブをやっていると自分達世代の人や親子でも来てくれるので、いろんな人が聴いてくれているなあと感じることはあります。でもそういう人達全員に向けて歌う、生半可な気持ちで歌ったアルバムを出すとすごく中途半端な、ぬるいものになってしまうから、自分でちゃんと旗を立てて自分達が今何を作りたいのかをちゃんとはっきりさせないと、と思うんです。で、この『EGG』ってアルバムの1曲目に「解放区」という曲が入るんですけど、自分達がいま目の前に感じているようなものや人のつながりにしても、たくさんの人とつながれる分、すごく希薄になっていて「ちゃんと深く関われているのか?」と感じます。Twitterでも批判を恐れて発言ができなくなったり。そういう中でも、「他人なんて知らないよ、馬鹿やろう!」という開き直りも必要なんじゃないかと思っています。だからこのアルバムは自分たちにとって「鎧」ではなく「武器」なんですよ。人に伝わる事を恐れた言葉ほどつまらないものはなくて、刀を作るなら、人を斬る刀を作らなきゃならないということで。そこで躊躇しちゃっていたのが、これまでの自分達だったと思うんですが、今作りたいのは日常を生きていくために守る「鎧」じゃなくて、自分たちの感情を伝えていくための「武器」なんだなってモードになれました。

 

――そんな攻めのアルバムを引っ提げたツアーというのは、よりアグレッシブなものになりそうですか?

山村:まさにそうですね。音を作るのも、前だとアレンジャーさんがいなければできなかったことも自分達でできるようになったので、「伝える」という意味ではいい武器をたくさん揃えていける気がします。

 

――ありがとうございました。質問は以上なのですが……最後に、「夜は眠れて」ますか?

阪井:うーん…時間があれば(笑)

 

――失礼しました(笑)それでは身体に気をつけて、2016年のflumpoolにもmoraスタッフ一同期待しています。ありがとうございました!

 

 

夜は眠れるかい?/flumpool

cdflumpool夜は眠れるかい?

ハイレゾ / 通常

 

Tweet(ツイート)    

pc_THE-ORAL-CIGARETTES_160105.jpg

ボーカルの山中の声帯ポリープ摘出手術のためライブ活動を一時休止していたTHE ORAL CIGARETTESが12月に再始動し、1月5日に待望のニューアルバム「FIXION」をリリース!
2月には対バンツアーを控え、さらに4月には地元「なら100年会館」の公演も決定し、その後奈良まで続くワンマンツアーも発表。
今や目が離せない彼らに直撃!ニューアルバム「FIXION」について熱く語って頂きました!!
また彼らのプライベートトークも…!?
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 
――まずは拓也(山中)さん、声帯ポリープ摘出手術の成功おめでとうございます。実際手術前と後とで何か変わりましたか?
山中 ああ、なんか今まですっごい歌いにくかったんだな、って思いました。手術終わってから声出してすごくクリアに出るなと。手術前はけっこう声変わっちゃうんじゃないかという不安もあったんですけど……そこまで変わることもなく。
 
――よかったです。周りのみなさんは拓也 (山中)さんが実際来週から歌うって聞いたときはどんなお気持ちでしたか?
あきら なかなか本人は口で言ってくれなかったんですよ。真っ先にうれしくてネットに書いちゃうのか、「あ、拓也 (山中)来週から歌えんねんや?」って後から気づくくらいで(笑)。でもまあ、ひとまず手術が終わって、経過が順調なのも聞いて安心したのは覚えてます。
 
――では、今回のアルバムのお話を伺っていきたいと思います。タイトルが『FIXION』ということなんですが、このタイトルに込めたものをお聞きしてもよろしいでしょうか。
山中 前作のアルバムは『The BKW Show!!』といって……「BKW」は「番狂わせ」の略なんですけど、オーラルというバンドの中でキーワードになってたものをタイトルとしてつけたんです。でも今回はちゃんと作品としての名前もほしいなと……しかもそこにバンドとしてのストーリーも加えたいし。で、このアルバムがどうこうというより、まず自分が曲作るときってどういう感覚なんだろうっていうところまで一回遡ろうと。それで気づいたんですけど、ほとんどの曲は経験したことを自分の中のいろんなフィルターを通して、妄想してストーリーを自分の中につくり上げて歌詞に落とし込む、というやり方をしてるなと。さらに存在しないものを楽曲として仕上げるっていう行為自体も、0から1を創り出すっていうフィクションの過程だなと……それで「fiction」という言葉を絶対使おうと思ったんです。で、そこにどうやってバンドのストーリーを入れ込もうかと考えて。ライブ活動を休止してたから、そこから復帰に向かっていったというストーリーに何か関連づけれたらいいなと……そう考えてるときに「fix」という言葉が出てきて。「修正する」とか、「留めていく」とか、「確固たるものにする」とか……それが今の僕たちにピッタリの言葉だなと思ったんです。それで「fix」と「fiction」を組み合わせて『FIXION』。そうやってできたタイトルですね。
 
――ありがとうございます。そんな『FIXION』ですが、全体の印象としてすごく「攻めてる」なと思って。そういうアルバム全体の「攻め」の姿勢を象徴するような曲ってありますか?
あきら 僕の中では「A-E-U-I」という曲が攻めてる……というか、今までやったことのないことをやってて。僕の中では今まで得意なリズムっていうのが、横ノリのファンクっぽい感じだったんですけど、その要素を一切なしにした曲なので。だからこそ疾走感が出たというのも大きかったし、自分にとっては「あえてシンプルにする」っていう意味でも、攻めた楽曲になりました。
鈴木 僕は7曲目の「通り過ぎた季節の空で」。たぶんみんなの言う「攻め」とはまた違う意味合いなんですけど……サビを歌ってるところに対してリードギターをどうつけるかっていうところで、いつもだったら意地張ってた気がするなと思っていて(笑)。でも今回は身を引けたというのが、自分としては「攻めた」なあと。
 
――ありがとうございます。シングル曲でもある「狂乱 Hey Kids!!」はアニメの主題歌にもなっていて、また違う作り方だったのかなと思うんですけど、何か苦労した点などありますか?
山中 歌詞……ですかね。いままでは自分の世界のことを書いてればよかったんですけど、『ノラガミ』っていうアニメの世界観をちゃんと落とし込まないと駄目だし、しかもどんな人がいるかはわからないけど、『ノラガミ』のファンというのが死ぬほどいるっていう画だけは見えて。すごい責任感だなと……しかもオーラルとしても伝えたいことはたくさんあるから。いつもはルーズリーフ100枚入りのやつを4分の1くらいしか一曲に対して使わないんですけど、その時は70枚レベルで書き直して。自分の周りが(書き損じた)ルーズリーフだらけになりました(笑)。そんなことになったのはこの曲が初めてでしたね。
 
――その「狂乱 Hey Kids!!」だったり「エイミー」だったり、全体的にオーラルの曲ってちょっと変わったリズムが耳に残ってクセになるなと感じるんですけど。こういったアレンジは皆さんで考えていますか?
山中 「狂乱 Hey Kids!!」は、Aメロに入るまでのイントロの部分までは僕が持ってきて、そこにシゲ(鈴木)がずっと貯めてたリフを乗せて、じゃあここからどう持っていこうか、と……そこが毎回重要なんですけど、あきらが毎回Aメロを引っ張ってくれて。僕はイントロ弾き終わったらバーン!と(ギターを)放り投げちゃうんですよ(笑)。そこから、あきらのベースとドラムだけ聴いて、メロディを歌って。だからそういう特徴を作り出してるのは楽器の……特にベースとドラムかなという気はしますね。
 
――拓也 (山中)さんが作ってきたものを、あきらさんが整えるという感じ?
山中 そうですね……僕は理論全然わかってないんで。
あきら 拓也 (山中)は頭の中で音が鳴ってるんですよ。そのときに、音を探すんですよね、彼がギターで。「この音を出したいんだったらこうちゃうか?」って指の形を作って(笑)。
 
――そういう作り方で、ドラムのアレンジも大変ということはないですか?
中西 でもドラムも拓也 (山中)の頭の中である程度鳴ってるんですよ。それがなんとなく最近わかりつつあって……作ってるときに拓也 (山中)の表情を見ながらやるんですよ。さっきやったのと違うのをやってみて表情の違いで、「どっちがしっくりきてるのかな?」って(笑)。
 
――まさにあうんの呼吸ですね! 「気づけよBaby」のMVは「分岐点」を表現したストーリーだったと思うんですが、みなさんにとっての「分岐点」っていつでしたか?
山中 大学三年のときですね。ツアーが始まる直前に、肝臓の数値が人の何千倍にもなっちゃったんですよ。それで入院して、41度くらいの熱が一週間ぐらい続くっていう……その期間がけっこう長くてツアーもキャンセルになっちゃったので、そのキャンセルをシゲ(鈴木)とあきらが全部車で回ってごめんなさいって言いに行ってくれたんですよ。すごく申し訳なくなってきて、何かできないかなと思って、「MASH A&R」( A-Sketch、HIP LAND、MUSICA、SPACE SHOWER TVが行っているオーディション)に応募して。で、ちょうど退院したときに、「ファイナルに選ばれた」って連絡がきて。みんなでめっちゃ喜んだんですけど、その瞬間、前のドラムが「俺やめるわ」って言い始めて(苦笑)。それでまさやん(中西)を誘って。まさやん(中西)は僕たちがめちゃめちゃ仲良くしてたバンドのドラマーだったんですけど、そのバンドもボーカルが失踪しちゃって、解散したところだったんです。これは運命だと思って。
中西 ドラムが抜けたってことの重大さというよりは、次に行くんだという姿勢をすごくもらったメールから感じたんですよね。ああ、こいつら止まれないんだなと思って。最初はちょっと考えたんですよ。俺だけちょっと歳離れてて大丈夫なのか……とか。でもそこは一旦入ってやってみよう、ということで。
山中 そこに全部凝縮されてるんですよね。
 
――なるほど……お二人はいかがですか?
鈴木 僕もタイミングは一緒なんですけど……拓也(山中)が入院するまであきらと二人っきりで出かけたことなかったんですよ。で、いざライブハウスとかにお詫びしに行かなきゃなってなったときに、「その前に地元のスーパー銭湯に行こうや」って誘われて。そのころはまだ拓也(山中)がどれくらいのレベルで入院するかもわかってなかったので、話すこともいろいろあって。しかもしょっぱな銭湯(笑)。そのタイミングがなかったらその後腹を割って話せるような仲になるのは、もっと遅かったかもなと。思い出深いですね。
 
――あきらさんは?
あきら その時より前の話でいうと……大学生になって、拓也 (山中)と一緒に前組んでたバンドが解散して、二人で地元の空き地みたいなところで話してたんです。前のバンドでは僕がボーカルで、拓也 (山中)がギターをやってたんですけど、「せっかくだし何か新しいことしたいな」と。で、当時拓也 (山中)が高いギターを買ったばかりだったんですよね。「これは一生使いたいから、俺ギターボーカルやるわ!」と言い出して。そうかー、拓也 (山中)がギターボーカルかー、じゃあ俺何しようかなーと思って、それまでやったことのない楽器が「ベースだ!」と思って。それでじゃあ俺ベースやるわ!と(笑)。それで拓也 (山中)の家にベースあるから、とりあえずタクヤ(山中)の家に行こうとなって、早速曲を作りに行ったあの日が意外と分岐点なのかなって思いますね。
――まさに「前夜」という感じのエピソードですね! ありがとうございます。
 
――ここでプライベートのことも少し。お互い好きなところはどこですか?
山中 あきらは、笑顔がめっちゃカワイイんですよ(笑) 昨日も仕事が終わって、あきらとまさやん(中西)が先帰ってて、俺とシゲ(鈴木)は後で帰るって感じになったんですけど。俺、ちょっとだけ玄関を開けようとして、そしたら向こうからガチャっと開いて、あきらがめっちゃ笑顔で「おかえり~~」って言うんで、癒されました(笑)
あきら その時は酔ってて(笑)。まさやん(中西)と二人で遅いなって話してたら、階段ドタドタドタって上ってくる音が聞こえて、びっくりさせてやろうと思って「おかえり~~~」をやったんですけど(笑)。
山中 僕は「ああ、帰ってきたぁ~~」ってなったっていう(笑) まさやん(中西)は、知識…生きる知識みたいなのをいっぱい持ってるから、何かわからなくなったとき……たとえば保険のこととか。
中西 伊達に年食ってないですね(笑)
 
――オーラルの中で、ルールはありますか?
山中 あのルールしか出てこない(笑)
いま一軒家に四人で住んでるんですけど。女人禁制なんです。
中西 寮生活みたいになってる。
山中 友達にしろ何にしろ、とりあえず女性は駄目だと。でもバンドマン(の女性)はOK(笑)。
――厳しい!
 
――2月から対バンツアーが始まります。意気込みをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
鈴木 全10ヶ所、10組のバンドと対バンするんですけど、僕たちにしかできないツアーだなという面子が揃ってると思います。また今回の『FIXION』という作品はいろんな音楽の楽しみ方を詰め込んだアルバムなので……そういうアルバムを引っ提げていろんな先輩、バンド仲間と戦えるっていうのは、またリスタートした僕たちなりの音楽のあり方を提示できると思うので、楽しみにしていただければなと思います!
 
――では最後に、ファンのみなさんに一言お願いします。
山中 『FIXION』買うんだぞ!? ということで(笑)。
 
――ありがとうございました!
 
a_THE-ORAL-CIGARETTES_160105.jpg
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

<mora YouTubeチャンネル>
バイノーラル録音なのでイヤホンまたはヘッドホンでご覧いただくのがおススメ♪
彼らが耳元で囁いてくれますよ~!
臨場感がハンパないです!!

 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2nd Album「FIXION」
0006033938.200.jpg  

note 通常音源
 

logo-hires_orig.jpg ハイレゾ音源

【収録曲】
1. 気づけよBaby 
2. 狂乱 Hey Kids!! 
3. MIRROR 
4. STAY ONE 
5. エイミー 
6. マナーモード 
7. 通り過ぎた季節の空で
8. カンタンナコト 
9. A-E-U-I 
10. Everything
 
<山中拓也(Vo.)コメント>
今回の『FIXION』というアルバムは2016年のオーラルの攻撃的な姿勢を表したアルバムになっています。
僕らが育ったライブハウスを今一度攻めなおすぞ、というアグレッシブな印象の中にPOPさをオーラルらしく混ぜ合わせています。今回は頭の中にライブ会場にいるみんなを思い描いて書いた曲ばかりなので、ライブ映えするだろうなと思っています。
タイトルの『FIXION』は造語です。フィクションと読みます。 僕は歌詞を書くとき妄想から歌詞を展開することがあり、曲自体がフィクションのひとつなんだという「fiction」(想像、作り話)という意味もありますが、それに加えて「fix」という単語をミックスし名詞のように表現してみました。「fix」には『修正する、確固たるものにする』という意味があり、今回声帯ポリープでライブ活動を休止した中で、もう一度修正してオーラルというバンドを今のロックシーンの中で確固たるものにしたいという思いを込めてこの名前をつけました。是非歌詞カードも手に取って聴いてもらえると嬉しいです。
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 
 

Tweet(ツイート)    

fhana_title_2.jpg

fhana_photo_2.jpg

L-R : 佐藤純一, yuxuki waga, towana, kevin mitsunaga

 

10月より放送を開始し、ファンタジーとSFの混じりあった世界観、ロボット、そしてストレートなボーイ・ミーツ・ガールの物語が好評をもって受け入れられているアニメ『コメット・ルシファー』。オリジナルアニメならではの、新しい世界へと踏み出すワクワク感をこの上ない形で盛り上げてくれるのが、fhánaの手がける主題歌コメットルシファー 〜The Seed and the Sower〜」です。三人のサウンドプロデューサーを擁する同ユニットならではの作り込まれた音になっているとともに、今年初めの1st アルバム『Outside of Melancholy』発売以降、多くのライブを経験してきたことによる「バンド感」も封じ込められている今回の楽曲。この快作が生まれた背景と経緯、またアニメ本編のテーマに寄り添う、揺るぎない職人気質も垣間見える、素敵なインタビューになりました。ぜひ音源をダウンロードして、一緒にご一読ください!

 

yuxuki waga作曲のライブ映えする一曲「c.a.t」を収録

[アーティスト盤]

btn_buy_hires.jpg

btn_buy_normal.jpg

『コメット・ルシファー』イメージソング「コスモスのように」を収録

[アニメ盤]

btn_buy_hires.jpg

btn_buy_normal.jpg

 

※表題曲はどちらのバージョンでも同じです。

 

 

――今年はアニサマや海外公演など、大舞台を経験されたと思うのですが、グループ内の意識として何か明確な変化はありましたか?

佐藤:海外のことをより身近に意識するようになったと思います。あとは、お客さん含め、色々な人たちの期待に応えなきゃな、という気持ちが強くなったと思います。
yuxuki:自分たちの事を知ってくれている人が増えていることを強く感じるとともに、一人ひとりにより深く届く曲を書き、演奏をしていきたいとも感じています。また、現状に満足せず、新たな層にも自分たちの音楽が伝わるよう努力していきたいとより思うようになりました。
kevin: 以前よりも、多くの人に曲が届いているんだなと実感しています。 その結果、これまでよりも更に自分達の外側の世界へ向けた曲作りを意識するようになりました。
towana:グループとしてもわたし個人としても、これまでに比べて意識がより外に向くようになったと思います。ライブに来てくれた方にどうしたら楽しんで帰ってもらえるだろう、ということをより考えるようになりました。

 

――今回の表題曲についてお訊きします。そんな大舞台も共にしているサポートメンバーの方と録っていることもあり、非常に「バンド感」がある仕上がりになっていると思います。多くのステージをこなすことで、制作面にも影響があったと感じますか?

佐藤:サポートメンバーの方々との一体感も出てきたし、信頼関係も構築されてきましたね。制作面では、最初に打ち込みでデモを作っている段階から、それぞれのプレイヤーの特徴をイメージするようになったし、逆に、いざレコーディングのときには、ある程度プレイヤーに任せられるようになってきたと思います。
yuxuki:メンバー、サポートメンバーのどちらとも、それぞれの持つグルーヴ感を以前より理解し、感じられるようになったとともに、自分たちらしい、バンドの持つグルーヴを音源でも表現できるようになってきたと思います。特殊な編成ではありますが、「バンド感」はしっかりと大事にしていきたいと思っています。

 

――生楽器とシンセ音のミックスをこれまで以上に重視した仕上がりになっているとも感じます。今回OPに起用されているアニメ『コメット・ルシファー』は、ロボットものでありながら「土臭い」感じもするというか(主人公も鉱物好きという設定ですし)、そういうところも反映しているのかなと個人的には感じたのですが、どういったイメージから今回のような音作りになっているのでしょうか。

佐藤:それとはちょっと違うのですが、今回は「アニソン」というジャンルをあまり意識せずに、初期衝動的に、学生時代にバンド活動をしていたときのような気持ちで作りました。しかし、何故そうやって自由に作れたのかというと、この作品が、ジュブナイルでボーイ・ミーツ・ガールな物語であり、もともとの自分の好みや趣向と一致していたからですね。

 

――オリジナルアニメのOPを担当されることは初めてと思いますが、どんなところに心を配りましたか(たとえば、最初の「ふわーーーっ」という一音が非常に印象的で、「これから何か新しい世界が始まるぞ!」という期待を抱かせます)。映像とのシンクロも素晴らしいですが、アニメスタッフの方々と事前に打ち合わせなどあったのでしょうか?

佐藤:まさに、イントロ部分は、「これから新しい世界が始まるぞ!」というワクワク感を表現したいと思いながら作っていました。映像チームとの打ち合わせはとくになかったですが、バッチリだったと思います。
kevin: 楽曲のスピード感を増すような、ソリッドでエッジの効いた音を意識的に作っていきました。 OP映像に関する打ち合わせはなく、放送日になるまでどのような映像が付くかは分かりませんでした。 しかしながら、楽曲を作る上で必要な資料(脚本、キャラクター設定、絵コンテなど)はいただいていたので、それらを元に世界観を構築していきました。

 

――まるで劇場アニメのような世界観の広がりを感じさせる楽曲になっています。段階的に盛り上がっていくサビが他のアニメOPと比べても非常にドラマチックですが、ここにも初のオリジナルアニメのOPという思い入れがあるのでしょうか? また、そのサビ部分では男声コーラスが多重的に聴こえますが、メンバーの皆さんが全員で歌っていらっしゃるのでしょうか。

佐藤:確かにワンコーラスのなかにかなり詰め込まれてますね(笑)。これは半分は好みで、半分はアニメの世界観の反映を考えてのことです。趣味だけで作っても独りよがりになるし、かといって完全に作品に合わせて作るだけでも、面白い曲にはならないと思っています。自分のもともと持っている感性と、作品の世界観が、上手くハマるバランスやアイデアを常に探しています。サビのコーラスは全て僕です。

 

――『コメット・ルシファー』は「ロボットもの」でもありますが、過去の「ロボットもの」もしくは「SFもの」のOPを意識することはありましたか?

佐藤:特に意識してないですが、ジュブナイル作品の主題歌を作れるということは嬉しかったです。個人的には、ジュブナイルものでは『ふしぎの海のナディア』、ロボットものでは『機動警察パトレイバー』が好きでした(笑)。
towana:歌を歌う時にはロボットものであるということは特に意識はしませんでした。ロボットものでもありますが、ボーイミーツガールでもあり、作品全体が爽やかな雰囲気なので自然にfhánaの音楽とマッチしていると思います。

 

――ずばり、曲題がアニメのタイトルそのままになっていますが、これはどのような経緯からなのでしょうか? また、副題にはどのような意味合いを込められたのでしょうか。 そしてこれは個人的にとても気になるのですが、なぜアニメのタイトルには中点(・)があるのに、楽曲タイトルにはないのでしょうか?

佐藤:曲タイトルがアニメタイトルなのは、作品に対する最大限のリスペクトですね。副題は、「種と種を蒔く人」という意味で、作品のストーリーとも関係しています。今は詳しくは言えませんが、OP映像でもタンポポが飛んでいたり、副題との関連性も意識しながら見ると楽しめるかもしれません。もうひとつは、fhánaの音楽の種を世界中に蒔く、というような想いも込めています。中点はあまり意味はありません(汗)。

 

――今回のリリースは「アーティスト盤」と「アニメ盤」の二形態となっておりますが、どのような違いがあるのでしょうか? また、それぞれの聴き所もあれば教えてください。

kevin: 収録楽曲が違うことに加え、アーティスト盤は「UHQCD」という、ハイクオリティなプレス方式が採用されています。 これによって、CDプレイヤーなどで再生する際に、通常のCDよりも高音質な音楽を聴くことが出来ます。 ぜひ、音の細部まで聴き込んでみて欲しいですね。
yuxuki:まず、アーティスト盤の収録曲は、僕作曲の「c.a.t.」。こちらはライブで皆で楽しめるように作った楽曲でもあるので、是非多くの人に触れて欲しいと思います。また、アニメ盤は『コメット・ルシファー』のイメージソングの「コスモスのように」が収録。どちらの楽曲もfhánaとして新しい試みになっていると思いますので、是非どちらも聴いていただきたいです。

 

――アニメの公開に先駆けて公開されたイメージソング「コスモスのように」では、『天体のメソッド』や『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』でも同じ作品に携わった加藤達也さんとの共作となっています。作曲段階からの共作は今回が初めてだったかと思いますが、どのようなやり取りを経て今回の楽曲が生まれたのでしょうか?

佐藤:具体的には、加藤さんが10小節のスケッチ的なメロとコードを先に作り、そこから先の展開やイントロなどを僕が作りました。通常のポップスの構成やコード進行ではない作りなので、試行錯誤しつつ。そうやってメロディとコードが出来上がったら、加藤さんがストリングス・アレンジを行ない、fhánaが他の楽器やリズム系のアレンジを行ない、最後に僕がミックスしつつまとめて完成しました。
towana:共作のメロディを歌うのは初めてだったので、とても新鮮な体験でした。過去に加藤達也さんがアレンジした曲を歌ったことも思い出しながらレコーディングしました。fhánaだけでは出来なかった新しいタイプの曲になったと思います。

 


 

<関連ページ>

 

1stアルバム『Outside of Melancholy』発売時インタビュー

banner_fhana_1.jpg

 

音楽プロデューサー・佐藤純之介さんが語るfhánaの魅力

sato_ver2.jpg

 

fhána 配信一覧はこちら

 


 

<プレゼント情報>

 

対象商品をご購入の皆様から抽選で、待受け画像と直筆サイン入り色紙が当たる!

 

<待受け画像>
対象期間:10/28(水)~11/11(水)
対象者: アーティスト盤ハイレゾ音源をまとめてダウンロードして頂いた方!
*moraへご登録して頂いているアドレス宛にお送りさせて頂きます。事前にアドレスのご確認をお願い致します。

 

<サイン入り色紙>
対象期間:10/28(水)~11/11(水)
対象者: アーティスト盤ハイレゾ音源をまとめてダウンロードして頂き、ご応募頂いた方の中から抽選で1名様!

fhanaサインsample_300.jpg

 

▽応募フォームが別タブで開きます▽

【購入特典】応募はこちらから_PKGページ.jpg

 

Tweet(ツイート)    

hires_houdan.png

 

「20代のうちにやれることをがむしゃらにトライして、バンドの可能性を広げたかった」とNICO Touches the Walls のVo.&G. 光村龍哉(以下、光村)は語る。2014年は、ベスト盤『ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ ベスト』を発表し、2度目の日本武道館公演も成功させ、2015年には、彼らにとって初のハイレゾ版を含むアコースティック・アルバム『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』を発表するなど、精力的に動いてきた。新章に向け、ニュー・シングル「まっすぐなうた」を発売し、全国ツアーを終えたばかりだが、その勢いのまま、9月2日に「渦と渦」をリリース。彼らの今の歌への思いが、ハイレゾの音で、より鮮明に届けられる!

インタビュー&テキスト:古城久美子

 

nico_2.jpg

(イラスト:牧野良幸)

 

――ベスト盤から、今回のシングルに至るまでにアコースティック・アルバムを出されていますよね。これはどういうきっかけだったんですか?

光村 アコースティック・アルバムは、自分たちの可能性を広げる目的で作ったんですけど、自分たちの芯というんですかね、本来バンドがどうあるべきか?というのが浮かび上がってきて、手応えがありました。純粋に自分たちが積み重ねてきたものが何かというと、やっぱり「歌」。メロディ、言葉なんですよね。それをわかって、すごく肩の力が抜けたところがあって。6月に出た「まっすぐなうた」は3分ちょっとという、今までになく早い曲ができて、今回リリースされる「渦と渦」とセットで、歌に込めるエネルギーみたいなものが、すごく爆発したなと思って。

――アコースティック・アルバムは、これまでの楽曲をアコースティック・バージョンで録った作品でしたが、やはり違いましたか?

光村 違いますね。よくも悪くも素っ裸になるというか。エレキだったら、エフェクターで音を調整していくんですけど、一切ない。僕らも、純粋にプレイヤーとしての進化がそれぞれ問われる経験でした。歌い方に関しても、一度、録音している曲を歌い直すわけですが、アコースティックで、周りの音が削ぎ落されている分、同じ歌い方をしてもダメで。エレキの場合だとデカい声出して、高い音もワーっと出せるんですけど、アコギと合わせると過剰過ぎてしまう。テクニックでもごまかせないし、歌い方も一から考え直したり、裏声を使えるように練習したり。ベスト盤も出している身分で言うのもなんなんですが……アコースティック・アルバムで、初めて歌の特訓しました(笑)。
対馬祥太郎(Dr. / 以下、対馬) あの経験は、ドラムもベースもそうだし……今一度みんな基礎に返るというか。そう思わせる何かがあったよね。 光村 グルーヴ感がすごく問われるからね。

――そういう意味では、日本武道館のライブを拝見しても思ったんですが、バンドの底力が格段についていて、アコースティック・アルバムでも出せているのでは?

光村 あの武道館って、今、振り返ると、自分たちの中では過渡期、そのど真ん中にあったライブで。バンドの勢いはある種自信があったし、さらなるバンドの可能性を考えて、アコギ1本で弾き語るコーナーもやったんですよね。その日は、実験のつもりでやっていたんですけど。

――チケットも完売していましたね。

光村 9000人入っていたんですよね。でも、その9000人の前でも、アコギ1本でも届いている手応えがあった。それがなかったら、「アコースティック・アルバムは辞めよう」と言っていたと思う。そういう1つ1つの実験を経て、この1年くらいで、バンドの引き出しというか、懐も深くなったのかなと思います。

 

■「渦と渦」のウリは、バンドの芯となる歌

――芯は「歌」だというところで、バンドは?

古村大介(Gt. / 以下、古村) バンドの中で、「歌」を中心にして、曲のアレンジもみんな同じ意識で向かいました。みっちゃん(光村)の歌があって、じゃあ、バンドはどういう温度感がいいのか? さらに歌はどうあるべきか?そういうやり取りが充実していて。だから、武道館以降目まぐるしかったですね。「ここはこうしなきゃ」とか、問題点も含めどんどん出てきたんですよね。でも、まだその途中でもあり、バンドの芯があった上で、進むべき道にどんどん近づいているところというか。
坂倉心悟(Ba. / 以下、坂倉) この2年くらい、みんなの中で自分たちの可能性を考えた時に、芯になる強いものって「歌」だと共有してきて。その中で、ライヴやアコースティック・アルバムを通して、自分の演奏にしても、やればやるほど課題が見えてくる。それは、いつもそうなんですけど、やればやるほどっていうのが正直なところで、基礎的なことも含め自分を見直す期間にもなったし、やればやるほど続けなきゃなって思いました。それを意識していく中で、やはり歌やメロディが一番の武器だなという実感が、今回の全国ツアー(5/21〜7/19、15カ所17公演)を通しても身体に入ってきた。自分たちの芯を体現できた時間だったなと思います。

――そして、「渦と渦」にもつながるわけですね。

光村 そうですね。「渦と渦」はBメロのメロディ・ラインと、サビのコード感ができた時に、もう、これはウリにしたいなと。ウリにすべきポイントが歌なんだぞっていうことを自覚してやれたからこそ、自然と沸いてきた。

――この曲、頭の中でループしていますよ。

光村 よかった、よかった。4人の中で狙いがブレていないからこそ、歌に集約されるエネルギーが今までで一番大きなものになったんじゃないかな。5分弱歌いっぱなしですからね。

――確かに。「渦と渦」をハイレゾ音源で聴かせてもらったのですが、王道のロックではありますが、“矛盾だらけの日々に〜”の節では、何重にも音が重なり作り込んであって面白かったです。

光村 そこは、相当こだわって作っていますからね。王道な曲だし、ストレートに作れば、あそこでギターソロがくるんでしょうけど、あまり今までやったことないような、不思議かつ壮大なコーナーをそこに集約しようって。ここ3、4年、コーラスワークもテーマにしていて。ライヴでは、僕がメインで、ドラムの対馬とハモる感じだったんですけど。今、古君(古村)もコーラスにあがってきたので。
古村 がんばっているところです(照笑)。
光村 だから、ライヴで3声でハモったりできるようになってきたから、新しいことをやろうと思って。あの部分だけで、メイン、上、さらに上、さらに上……オクターブ下も入れたな。全部で5パートを不思議かつ壮大に聴こえるように重ねているんですよ。コーラスラインも違ったメロディも組んだり、あそこだけギターもやたら重なっているしね。そこがあるから、その後、激しくなるところが気持ちいいから、音を重ねた甲斐があった。ハイレゾで聴くと解像度が高くなっている分、より聴きやすくなっているのではないですかね。

――ここは時間がかかったのではないですか?

古村 アレンジの時間はかかっています。
光村 7割方がここじゃないかな。他は、ガーッと歌が引っ張っていく感じですよ。

 

■大瀧詠一『A LONG VACATION』『EACH TIME』

――こういう、重ねた音って、特に、ハイレゾだったり、オーディオで楽しめると思いますが、リスナーとしてはいかがですか?

光村 僕は、最近、ナイアガラ(大瀧詠一のレーベル)ものばかり聴いているので、大瀧さんの本を読みながら、この曲はどうやってレコーディングされたのか?って想像したりしていますよ。『A LONG VACATION』とか『EACH TIME』なんかはフィル・スペクターばりのウォール・オブ・サウンドで、同じ音をいっぱい重ねて自然な残響感を出している。そういう音の重なりもそうですが、余韻みたいなものも意識して聴くことが増えたかな。どういう部屋で鳴っているか想像したり……。
坂倉 僕は基本的に家でもヘッドホンやイヤホンで聴くので、そこで目を閉じて、気持ちがいい音を聴きたいタイプで。それでいくとハイレゾが一番好きかもしれないですね。音の重なりが美しいとか、奥行きがすごく気持ちいいんですよね。ロックのバーーンと音が面になってくるものも、もちろん気持ちがいいんですけど、また違う味わいというか。好みだなー。
古村 僕は、ハイレゾだと、自分が演る側だとしても、演った意味みたいなものがダイレクトに聴こえるので、そういうのが楽しい。だから、ハイレゾだと重ねがいがある。普段、俺ら、楽器をやっていて、楽器耳で聴いちゃうところもあるんですけど、その耳だと、ハイレゾは何を聴いても楽しいなと思ってしまいますね。

――ハイレゾだと制作者の意図がより見えますよね。先ほどの音を重ねている部分は、大変だったろうなとも思いましたし。

光村 ただ、僕らは96kHz/24bitのハイレゾ版も作り始めたのがアコースティック・アルバムからなので、それからは実はレコーディングにあまり時間がかかってないです。ミュージシャン的な観点でいくと、自分で聴いている耳の感覚に近いから、パッと鳴った音の時点で納得できるという、そういうよさはあるかな。アコギなんかは如実で。ホントにたっぷり身体に響く音だと思うので、「渦と渦」のカップリングで「僕は30になるけれど」という曲は、自分がアコギを弾いている時の感覚と近くてびっくりしましたね。

――演奏で聴いてる音とこうして聴いている感覚が近いということですね。

光村 そうですね。この曲は、たまたま、ドラムをタイトな音にしようという作戦を立てていたから、小さな部屋で録ることになって、いつもドラムを録っている大きな部屋が空いたんですよ。それで、アコギをその部屋で1人で録ったんですよ。それで、せっかく広い部屋だから響きも録ろうと思って、いつもだとマイクを立てても2本とかなんですけど、4、5本立てたんですよ。そしたらアコギ1本、1人で弾いているだけなのに、アコギの音に包まれているような感じがして。本当に部屋の中で聴いているみたいな感じがすごくわかった。通常、そういう広がりを出すときは、もう一度アコギで同じことを弾いてダブらせて、左右、音の広がりを持たせるというようなことをやるんですけど。「これ1本でいいじゃん!」って。その感じがね、ハイレゾだとより出ている。僕のあのときの感動が蘇りますよ。

――そのアコギの音をこちらも体験できるという……。

光村 アコギだけでなく、人の声も同じですけどね。僕の声も特にクセがあるというか。レンジが広いので、ハイレゾになると、僕のクセみたいなものがよりくっきりはっきり見えてくる。そのクセも、わざと出している部分もあって、わざとらしいところは、わざとらしく出ているから。

 

■気持ちはスペシャルズでしたが……ハイレゾ先生は厳しい!

――矢野顕子さんの「ラーメンたべたい」をスカ調でカバーしていますが、どうしてこの曲を選んだんでしょうか?

対馬 ラーメンが大好きで(笑)。
光村 NICOのソウルフードなので。各地廻ると、その土地の名物とか食べさせてもらってありがたいんですけど、何日か経つとラーメンが食べたくなる。今回も、ツアー中にすごくラーメンが食べたくなって、「カバーしようか」って。ま、でも、スカって、バンドであまりやっていなかったんですけど、裏打ちのギターがハイレゾになると、なんちゃってでやっている感じがバレちゃってて。気持ちはスペシャルズだったんですけど。

――(笑)。

対馬 やってるときはノリノリ。
光村 ミックスしている時もね、「おお、スカの空気作ってんじゃん」と思ってたんですけど。ハイレゾになった瞬間、お調子もの感が出てて(笑)。厳しいですね、ハイレゾ先生は。

――(笑)。今の、バンドがノッている感じも出ていますから。そういう、バンドのいい時期にハイレゾのフォーマットが出てきたとも思いますが。

光村 僕らは、アコースティック・アルバムというわかりやすいところから入れたというのはあるけど、まだまだ研究しがいがあるなって思うんです。エンジニアの方ともしょっちゅう議論して。レコーディング終わっても、スタジオで遅くまで、いろんなアンプとか、96kHz/24bitが48kHz/24bitになったらどうなるかとか試してて。それで夜更かししちゃって。ホンッと、いろいろとやりようがあるなって。ハイレゾって、とても器の大きなメディアなんですよね。だから、デカい部屋に住んでいるのと同じで、どういうインテリアで彩るか、個性が出てくる。研究のしがいがあるフォーマットだなと思います。

――ストリーミングサービスも出てきて、音楽も、いろんなフォーマットで提供される中で、ハイレゾのような技術革新が音作りにも影響していくわけですね。

光村 選択肢のひとつですよね。
対馬 アコースティック・アルバムを作った時にレコード盤も初めて作って、CD、ハイレゾと、それぞれに味と雰囲気があって音の差をスゴく感じました。ハイレゾは、いい意味でみんなの音がちゃんと分離してよく聴こえるなと。演っている本人にはハイレゾだと恥ずかしいところもあって。ああ、そこも……というところまで、よく聴こえちゃったりするから(笑)。

――いろんな音がクリアに(笑)。

光村 まあ、レコーディングの環境は、ずっと僕らはハイレゾだったわけで、そこで、みんなで吟味して納得して満足して、今までだとCDの音源に圧縮してきた。だから、ミュージシャンの気持ちを知るみたいな、そういう瞬間を聴きたい人には、ひとつの選択肢になりますよね。僕もイチ音楽ファンとして絶対知りたいので。

 

■ジョン・メイヤーのアコースティック音とマイケル・ジャクソンのシンセ音

――音楽ファンなら、ハイレゾはマニアックに楽しめますよね。具体的に感動した作品ってありますか?

光村 僕が、最近感動したのはジョン・メイヤーの『パラダイス・バレー』というアルバムです。アコースティックの楽器の分量が多いというのもあるんですけど。

――アナログレコーディングというより、現代レコーディングされたもののハイレゾ版ですね。

光村 そうですね。ちょうどCD盤を先に買っていて、いいアルバムだなと思っていたものの、ハイレゾで聴いたら、さらに、この人たち楽器ウマいなって。CDでは、衝動が押さえつけられていたんだっていう感動がありました。僕らも、まだもうちょっと慣れないとな。マイケル・ジャクソンのアルバムを聴いたときに思ったのが、結構、迫力があるなと。自分の中では繊細なフォーマットだと思っていたんですけど、こんなにパワーがあって、派手なんだって。

――アナログでシンセを録音するという贅沢なことをしているので、それが煌びやかな表現になっていて、『スリラー』とか本当にすごいんですよね。シンセやストリングスが思いもよらないことになっているパターンは、薬師丸ひろ子さんの「探偵物語」(大瀧詠一作曲)のような歌謡曲もスゴいです。

光村 ハイレゾもいろんな解釈があるから、何を持ってヨシとするのかは、やはり研究ですよね。

――山下達郎さんはロックは48kHz/24bitがベストだとも(引用元:ナタリー)。

光村 そこは僕も感じるところがありますね。だからこそハイレゾはハイレゾでアレンジしたいというのもありますね。マニアックになりすぎるかな(笑)。

 

■選択の幅が広がって、音作りはもっと自由になる!

――ハイレゾで、バンドの可能性を感じるところもありますか?

光村 すごく、機材も好きだし、レコーディングも実験するのが好きだし、かつ、本当に、ケーブル1本、電圧だけでも変わるから、こだわっている部分が如実に反映されるというのは、こだわりがいがあるなって思います。だから、自分たちもより、こだわるポイントがはっきりしてくるのかなと。選択の幅が広がって、自由な分、自分が居心地がいいポイントをより自由に選びやすくなったなと思うので、その中でまた進化していければいいなと思います。既に、現時点で、改良したいポイントがいっぱいあるので。

――おお、例えば、どういうところ?

光村 歌というポイントで考えると、もっと目の前で歌っているように聴こえるんじゃないかなと思うんです。どこまで前に出せるかというのは、過渡期にある気がしていて。他にも、いろいろあるんですよ。Neve(RUPERT NEVE DESIGNS社)の卓(=レコーディングで使用するミキサー)で録ってみたいとか、この機材使ってみたいとか。あと、全部ライン(=マイクを通さずに直接つないで録音すること)で録ってみたいとか。もう、本1冊分くらい語れそう(笑)。そういうのが好きなのは僕だけなんですけど。
対馬 いろいろやってみたいというのはあって、そこで起きる化学反応もあるので。「いいね、それ!」って。
光村 そういう意味では、嫌がるメンバーがいないのがありがたい(笑)。
古村 自分で、いろいろ気づかされる環境にあるので、そこは肝に銘じつつ……。
坂倉 でも、やったことが報われるというか。ちゃんと違いがわかるというところでは、楽しみが増えますよね。だから、ハイレゾって楽しみばっかりかな。ただ、キリがなくなっちゃって、違うところにいっちゃってるんじゃないのっていうような、それだけは気をつけようかな(笑)。

――このあとは、日本武道館が控えていますね。

光村 今度は、大阪城ホールもあるので。自分たちとしては、もっといろんな人を巻き込んでいきたいし、いろんな場所に行って、その思いが伝わればいいなと思います。

――ライヴ音源も、ぜひハイレゾで出してください!

 

New Single『渦と渦』

M1. 渦と渦
M2. 僕は30になるけれど
M3. ラーメンたべたい
 

 

NICO Touches the Walls アーティストページはこちら

 


 

NICO Touches the Walls

2004年4月に光村龍哉(Vo, G)、古村大介(G)、坂倉心悟(B)の3人で結成。同年7月に対馬祥太郎(Dr)が加入し、2005年から東京・渋谷と千葉・柏を中心にライブ活動をスタートさせる。2007年11月にミニアルバム『How are you?』でメジャーデビューを果たし、2008年9月に1stフルアルバム『Who are you?』をリリース。2010年3月には初の日本武道館ワンマンライブを開催した。以降もコンスタントに作品を発表し、2014年2月に初のベストアルバム『ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ ベスト』をリリースした。2014年8月には2度目となる日本武道館単独公演も大成功を収めた。2015年2月に新たな試みとなるアコースティックアルバム『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』を発表。同年6月にシングル「まっすぐなうた」を、そして9月2日にニューシングル「渦と渦」をリリースする。

 


 

 

Tweet(ツイート)    

BUCK-TICK「ハイレゾがバクチクする。」

最新作含むアルバム全20作をハイレゾ化!レーベルの枠を超えて4社が共同キャンペーン!

各レコード会社の担当者にその舞台裏をインタビュー~第二弾~

BT_A写500.jpg

ハイレゾ化を記念した購入者特典あり!最後までお見逃しなく!

 

6月26日の第一弾では、徳間ジャパンコミュニケーションズ、ビクターエンタテインメントの12作がハイレゾ配信され、7月29日の今回は第二弾として、ユニバーサルミュージック、アリオラジャパンの8作品がハイレゾ配信される。

『ハイレゾがバクチクする。』というキーワードのもと、話題となった今回のBUCK-TICKのハイレゾ化。第二弾8作品のハイレゾ化により、遂にアルバム全作のハイレゾ音源が出揃うこととなる。

これを記念した特集第二弾の今回は、ユニバーサルミュージック配信作品の担当ディレクター三上栄一氏、アリオラジャパン配信作品の担当ディレクター中里信二氏にインタビューを実施した。

 

==============================================

【ユニバーサルミュージック三上栄一氏】

 

――三上さんのご担当内容について教えてください。

ハイレゾでの再発に関する担当です。

 

――ユニバーサルミュージックさんからは、SEXY STREAM LINERハイレゾ化されますが作品の聴きどころを教えてください。

48k/24bitで全くアップコンバートしていない、ハイレゾマスタリングを施してますので、音自体はもちろんですが、全体の空気感も一緒に感じでいただければと思います。

 

――ハイレゾ化にあたって、苦労したエピソードやこだわった点はありますでしょうか。

これは言っていいのかわかりませんが、マスターテープを探すのに苦労したことと、使用したマスターに、同じ曲で実は多数バージョンがあったりしたので、どのテイクがOKだったのかチェックに時間がかかりました。

 

――ハイレゾ化によって、どのような魅力が引き出せたでしょうか。

改めて聞いてくれた方にそれはゆだねます。それぞれ感想があるでしょうから!

 

――4社共同企画のポイントや、その中でのユニバーサルミュージックさんとしての役割と感じていることがあればお聞かせください。

ユニバーサルからはオリジナルアルバムが1枚しかリリースされていませんが、各社それぞれからのアルバムとともにぜひ聴き比べていただいて、さらなる魅力が新たな音となって皆様に伝わればと思います。バンドの変遷(音楽の)にとってはこの1枚も大切なアルバムですから、抜けることなく参加できてとてもよかったです。

 

――ユニバーサルミュージックさんのハイレゾについての取り組みはどのような状況でしょうか。

マスターの問題もあり、何でもかんでもハイレゾにできるという環境ではユニバーサルはないので、現状やりたくてもできないものもたくさんあるのですが、積極的に取り組んでいます。ハイレゾならではのカップリング企画やベスト企画も積極的にやっています。

たとえばハイレゾ×名曲・ハイレゾ×名盤・ハイレゾ×ベストなどのシリーズや、今後はハイレゾ×ライブみたいなものもやり始めます。

 

――ハイレゾ配信におけるユニバーサルミュージックさんの強みはどういった点でしょうか。

これは豊富にあるカタログにつきると思います。新しいものはもちろん、過去の名盤、名曲というものがたくさんありますから、ハイレゾということで作品に新たな魅力を見出し、改めて、若い人にもリアルで体験していた人にも楽しんでもらえればと思います。

 

――最後に、moraの記事を読んでいる方々へ一言お願いします。

音楽の楽しみ方はたくさんあります。それぞれの好きな形で楽しんでもらえればいいと思います。僕らはそんな皆さんに向かって、良質な音楽を届け続けるだけです。

 
--------------------------------------------------------------------------------------------------------

【アリオラジャパン中里信二氏】

 

――中里さんのご担当内容について教えてください。

2009年の「memento mori」と2010年の「RAZZLE DAZZLE」の制作当時、BUCK-TICKアーティスト担当をやっていました。BUCK-TICK移籍後の現在も、カタログの担当として携わっています。

 

――アーティスト担当ということですが、BUCK-TICKにまつわるエピソードがありましたら、教えてください。

実は、もともとBUCK-TICKの大ファンでして(笑)。好きだ好きだと言っているうちに、いつの間にかアーティスト担当をやらせてもらえることになって、非常にありがたかったです。もちろん仕事ですので、BUCK-TICKの優れた作品を世の中に広めるべく、当時も、そして今も奮闘しています。余談ですが、ビクターさんや徳間ジャパンさんからのリリース物もすべて購入しております(笑)。みなさんが思っているBUCK-TICKのイメージと変わらないと思います。裏表のない素晴らしい方々です。

 

――アリオラジャパンさんからは7作品がハイレゾ化されますが、作品群の聴きどころを教えてください。

7作品のうち「ONE LIFE, ONE DEATH」から「天使のリボルバー」までの5作品がアナログハーフのマスターで、よりマスターに近い音でハイレゾ化の作業ができているので、魅力を存分に発揮している作品になっています。また、今回すべての楽曲が96k/24bitでハイレゾ化されています。今まで聞こえなかった繊細なところまで、すべてのアルバムでレコーディング時の音、空気感が忠実に再現されていると思います。

 

――ハイレゾ化にあたって、苦労したエピソードやこだわった点はありますでしょうか。

実は、ハイレゾ化に至るまでに4か月かけているんです。というのも、アナログハーフのマスターが80本以上ありまして…その中からCD使用の音源を探すことは一苦労でした。一本に大体3テイクくらい入ってますので、テイク数でいうと240以上の中から探すことになります。

マスター自体に使われたかどうか書かれているものもあれば、書かれていないものもあるので、テープをひとつひとつ聴いて、さらに事務所の方にも確認してもらい…という作業を続けたんです。地道な作業ですし時間もかかりましたが、みなさんに作品を届けるために、丁寧かつ楽しみながら作業を行いました。

 

〇実際のアナログマスターの写真

P1_500_.jpg

 

P2_500_.jpg

 

――ハイレゾ化によって、どのような魅力が引き出せたでしょうか。

ハイレゾ化といっても、好みは人それぞれですのでやっぱりCDの方が良い、レコードの方が良いという方もいると思うんです。その中でハイレゾの魅力は、櫻井さんの唄の表現力がより伝わるなとか、各楽器の音がより鮮明に聞こえるなとか、メンバーがそこにいるんじゃないかっていう空間をより感じれるなとか、そういうものが「より」伝わってくることは本当に魅力だと感じています。BUCK-TICKというバンドが表現したい音には近づけたんじゃないかと思っています。

 

――4社共同企画のポイントや、その中でのアリオラジャパンさんとしての役割と感じていることがあればお聞かせください。

BUCK-TICKの楽曲はリリースごと多彩に変わっています。アリオラの時代は2000年からの10年間なんですが、バンドでいうとある意味で円熟期だと思っていて、そこを楽しめるのが今回のハイレゾ作品だと思います。また、先ほども言いましたが、最初の5作品がアナログマスター、最後2作品はデジタルマスターで作成されています。つまり、レコーディング技術の変換期でもあるわけなんです。ハードとしての時代が変わる瞬間でもあるので、そういったポイントも面白いかな、と思います。これらを伝えていくことが、アリオラとしての役割だと感じています。

 

――アリオラジャパンさんのハイレゾについての取り組みはどのような状況でしょうか。

会社としては、ハイレゾをやろうやろうといった空気感満載で、全社的に推進をしています。現在は洋楽の楽曲が多いですが、邦楽もちろん、楽曲をどんどん増やしていきたいと考えています。

 

――最後に、moraの記事を読んでいる方々へ一言お願いします。

アリオラからは7作品がハイレゾ化します。4カ月かけて、80本以上のアナログハーフのマスターからセレクトしハイレゾ化、この工程をものすごく丁寧にやりました。レコード会社とマネジメントとで一緒に作り上げた作品なので、みなさんの期待を裏切らない作品がお手元に届けられるんじゃないかと思っています。圧倒的なサウンドをお楽しみください!

 

==============================================

7月29日には8作がハイレゾ化!

 

ユニバーサルミュージック配信 1作品】

0004341525.130.jpg

SEXY STREAM LINER

10th AL  1997.12.10

 

【アリオラジャパン配信 7作品

0004362638.130.jpg

ONE LIFE, ONE DEATH

11th AL  2000.9.20

0004362536.130.jpg

極東 I LOVE YOU

12th AL  2002.3.6

0004362280.130.jpg

Mona Lisa OVERDRIVE

13th AL  2003.2.13

0004362440.130.jpg

十三階は月光

14th AL  2005.4.6

0004362386.130.jpg

天使のリボルバー』 

15th AL  2007.9.19

0004362576.130.jpg

memento mori

16th AL  2009.2.18

0004362325.130.jpg

RAZZLE DAZZLE

17th AL  2010.10.13

 

 


第一弾インタビューはコチラ

 

【プレゼントキャンペーン】

今回解禁になるハイレゾ20作品の中から1つ以上まとめて購入いただいた方全員に、BUCK-TICKハイレゾキャンペーン記念壁紙をプレゼント!

キャンペーン期間:6月26日(金)~8月31日(月)

『惡の華(1990年オリジナル版)』、『惡の華(2015年ミックス版)』はキャンペーン対象外となります。

※moraアカウントを作成の際にご登録頂いたメールアドレス宛に、ダウンロードURLを送付いたしますので、掲載されているURLのページより特典をDLして下さい。

※メールの送付は1~2週間に一回程度での送付を予定しております。

 

mora TOPIC トップへ
moraに戻る
Facebookページへ
mora公式Twitterページへ
ページトップへ
▲ページの先頭へ戻る