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[4/1]【ハイレゾ限定無料配信】新しい才能Srv.Vinciが打ち出す、進化する次世代ポップ・サウンド!

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 新しい才能に出会った。1992年生まれの4人組バンド、Srv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)だ。結成は2014年。当初は、東京藝術大学を辞めたばかりの鬼才音楽家、常田大希を中心としたユニットだったが、よりロックやポップミュージックへのフィールドを視野にいれ、同世代のテクニカルな才能を持つメンバーが集結した。昨今世界的に音楽シーンを騒がせているロバート・グラスパー、ゴーゴー・ペンギンなど、ドン・ウォズ率いるブルーノート・レコード所属の新世代バンドと近い感触を感じたのだ。ロック、ヒップホップ、テクノ、現代音楽などが同列で解き放たれる極上のサウンド・センス。しかし小難しくはなく、インパクト強くエモい。あらゆる音楽を呑み込んだサウンドを日本語歌詞によって歌を通じて届けてくれる。常田による取材時の発言がSrv.Vinciにおける突出した才能を物語っていた。

「今って音楽の進化自体が止まっていて、音楽以外のことで差別化しているアーティストって多いじゃないですか? でも、まだ音楽だって発展する余地があると思っているんですよ。」

そんなSrv.Vinciが、満を持して2016年4月1日にハイレゾ限定無料配信曲「ロウラヴ」、そして5月2日予定で第二弾楽曲の無料配信をmoraより開始します。アカデミックな雰囲気ながらも、不良めいたアナーキーな匂いを漂わせるメンバーの常田大希(G&Vo)、新井和輝(Ba)、191(Vo)に話を聞いてみた。

※取材当日は勢喜遊(Dr&Sampler)が欠席。

 


 

Srv.Vinci.jpg

L→R:191(Vo) / 勢喜遊(Dr&Sampler) / 常田大希(G&Vo) / 新井和輝(Ba)

 

Srv.Vinci プロフィール

2014年に活動を開始した「Srv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)」。メンバーは全員1992年生まれ。独自性に溢れる活動を展開してきた音楽家 常田大希が東京芸大の同胞である石若駿を誘い結成した。2015年、勢喜遊(Dr. & Sampler)、新井和輝(Ba.)、191(Vo.)が加入し、新体制に。元晴 from SOIL&”PIMP”SESSIONS presents『TOKYO JAZZ PUNX!!!』にてso-illとツーマンライブを敢行し初陣を飾る。東京を拠点に活動中。

オフィシャルサイト:http://srv-vinci.jp/

 


 

■Srv.Vinci結成秘話。なぜこの4人が集まったのか?

――新曲「ロウラヴ」が好きすぎて、Srv.Vinciに異様なくらいハマっています。そもそも、どうやってバンドを結成されたのですか?

常田:もともとは俺ひとりで、個人のプロジェクト的な感じでやっていました。結成当時は映像を重視したクラブ・カルチャーよりだったんですけど、去年からドラムが入り、ベースが入り、ヴォーカルが入ってこの4人となりました。

――常田さんは、東京藝術大学出身だそうですが、専攻は?

常田:西洋音楽です。クラシックとか現代音楽とか。でも、大衆というか広がりを求めて1年ぐらいで辞めたんです。バンドをしっかりやってみたいなって思って。もともと音楽は、ジミ・ヘンドリックスやレッドツェッペリン、90年代のオルタナ系が好きでした。レッド・ホット・チリ・ペッパーズとか。邦楽は、中学生の頃からBLANKEY JET CITYが大好きでした。

――なるほど。メンバーみなさん1992年生まれで同世代なんですよね。

常田:23と22ですね。

――ライブでは、一体感溢れるプレイがハンパ無かったですが、この4人はどうやって集まったんですか?

常田:単純に居心地がいいメンバーで集まりました。

新井:常田は、一見怖そうに見えるかもしれませんが、意外といいヤツなんですよ(笑)。

一同:(笑)

常田:いやもうほんと仲いいんすよ(笑)。

新井:もともと(常田)大希と遊がセッション系で出会って。僕と遊は一緒に音楽をやってたんです。で、遊から面白いヤツに出会って、バンドに入ることなったって聞かされて。で、ベーシストが必要だからとサポート加入がきっかけでメンバーになりました。そんな流れですね。

191:僕は、大希と小中大(学校)が一緒だったんです。幼なじみで家も近かったんですよ。

――え、そうなんだ。

常田:藝大の後輩なんです。

191:大学でばったり再会しました。「お前なんでいるの?」みたいに言われましたけど(苦笑)。

常田:俺がダミ声なので、やっぱりヴォーカルは綺麗な声の方が良いかなと191に声をかけました。

――ツイン・ヴォーカルで掛け合いができることで表現の幅、物語としての深みが広がりましたよね。

常田:そんな気がします。まぁ、191は人柄がいいんです。

191:居心地の良さ?で決まったようです(苦笑)。

 

■バンドが目指す方向性=ヴィジョンとは?

――こうしてメンバーが4人集まったと。バンドスタイルとなったSrv.Vinciは、どんな方向性というかヴィジョンを持っているのですか?

新井:完全に新しいシーンへ進んでいる感じですね。僕らみたいなバンドは、そうそういないだろうって。

常田:いわゆるプログレッシヴ・ロックとは違う意味でのプログレッシヴな感じかな。

――センスが新しいですよね。それこそ、いま、ロバート・グラスパーゴーゴー・ペンギンなど、ドン・ウォズ率いるブルーノート・レコード所属の新世代バンドが面白いじゃないですか? Srv.Vinciにも近い匂いを感じていて。

新井:僕とか遊は、もろ影響を受けたミュージシャンですね。

常田:いま一番熱いシーンというか、時代を引っ張っている感じがあるので、意識せざるをえないですね。

――新井さんと191さんは、どんなアーティストがお好きなんですか?

新井:僕はもともとロックから入って、その後はネオソオルやゴスペルだったり、あとはジャズやブラックミュージックですね。ロバート・グラスパーは、リスペクトしているミュージシャンの1人です。

――ブラックミュージックだと、どの辺な?

新井:最近のコンテンポラリー・ジャズとかチェックしてますね。それこそフジロックで来るカマシ・ワシントンとかハイエイタス・カイヨーテなど、いわゆるそこら辺の流れや、あと普通にビバップとかも好きです。

191:僕は4人兄弟なんですけど、昔から兄弟が聴く音楽を聴いてました。長女がEGO-WRAPPIN’、長男はTHE BLUE HEARTSが好きで、三男がクラシックや声楽をやっていて。

――ああ〜、なんとなく末っ子っぽい雰囲気ってそこなんだ。

191:あっ、そうですか。

一同:(笑)

――今日、取材には欠席のドラムの勢喜遊さんは、どんな方なんですか?

新井:遊は、リアルタイムな音楽は俺と近いですけど、ルーツはラテンですね。

――Srv.Vinciのバンドの具体的な目標ってどんな感じですか? 

常田:まずはロックフェスですね。数年前に観たフジロックでのレディオヘッドが凄かったんですよ。まずはそこへ行きたいなと思いました。

新井:やっぱり、フェスに出たいっていうのはありますね。

191:みんな一致してますね。フェスに出たいっていうのは。

常田:何かないですかね、出れるフェス?

一同:(笑)

――この記事を、イベンターさんなど誰か読んでくれるといいですね(笑)。

※Srv.Vinciブッキング連絡先: info@srv-vinci.jp

 

■ハイレゾ限定無料配信「ロウラヴ」が解き放つ魅力

――今回、4人で作った楽曲「ロウラヴ」をハイレゾ限定でリリースされますが、畳み掛けるように快楽ポイントの高い演奏力を堪能させてくれる、絶妙なポップ加減にやられました。

常田:嬉しいです。曲や歌詞の元となるものは俺が作って。ベースなどは和輝に丸投げで。スタジオでその場で探りつつ、でも最初「ロウラヴ」は、ハワイアンみたいな感じになっちゃったんですよ。

――えっ、想像ができない。

新井:ずっと大希が「こんなイメージじゃない!」って言ってましたね(苦笑)。「もっとかっこよくなるからこの曲!」って言っていた記憶がある。

191:お互いに謝り合うっていう。「俺の才能が」とか弁解しながら(笑)。

新井:「才能がなくてごめん!」みたいに言って(笑)。 でも、その後、急にガツンと掴んでからはまとまって、今の形になりました。

――いい話ですね。ちなみに、ツイン・ヴォーカルで歌詞でも物語性を高めてくるじゃないですか? “居場所はここにしかないでしょ?”や“発作”、“脳波”、“夢みたいな花に手を伸ばした”など、言葉の切り取り方にもセンスを感じました。

常田:まぁ歌詞は、基本何でもいいんですけどね。

――こだわりを持ってそうな気もしましたが。

常田:なんだかんだこだわりますけど、結果何でもいいんです。たとえば、子音の“あ”が音楽的に伸びるとか、そっちを重要視してますね。

――響きや語感なんですね。「ロウラヴ」は、かなり手ごたえあった曲なんじゃないですか?

常田:いまのところ、そこまで反応なくもなく、あったわけでもないみたいな。

一同:(笑)

常田:間口を広げることの大事さを感じていますね。引き込んでからの深さは間違いなく持っているバンドなので。そんな意図を表現した楽曲が「ロウラヴ」ですね。

 

srvjacket2.jpg

ロウラブ/Srv.Vinci
FLAC|48.0kHz/24bit

無料DLはこちらから

 

――「ロウラヴ」のミュージックビデオはどうやって?

常田:あれはiPhoneで、家で撮影して編集しました。

 

 

 

 

――えっ、自宅なんですね。

常田:自分で撮って編集して。

――面白い。

新井:当日、お手伝いで来るはずだった人が来れなくなって。自分たちでボタンも押して(苦笑)。

常田:それがイマドキっぽいっちゃ、イマドキっぽいというか。

――そこで魅せるセンスっていいですね。

常田:映像が好きなんですよ、昔から。スタンリー・キューブリックが超好きで。やっぱり、絵として強い人が好きですね。

――今回「ロウラヴ」をハイレゾ限定でフリーダウンロードリリースされますが、聴きどころなど教えてください。

常田:ベースライン、すげ〜いいっすよ。

新井:かなり弾いてる方だと思います。スタジオでエンジニアの方から「ベ―スちょっとエグイっすね。本当に全部のせるの?」って言われたくらい音数が多いので(笑)。←トル 音も同じラインに重ねているんですね。AメロもBメロもがっつりと主張してます。

――なるほど。

新井:他にも、サビのラインとか、ギターでイントロで使ってたり、何回か反復でサビのメロディーを出してるので頭に残りやすいと思います。イントロであえて大希がメロディーを重ねて弾いたことで、サビでの威力が高まってますね。

常田:ハイレゾだと、さらに聴き甲斐があると思います。レイヤー、階層があるバンドなので、細かいところまで聴けるって意味で。

新井:ギターに関してはかなり重ねてますね。よく聴くと、細かいところまで弾いてるので、それも聴きどころかもしれないです。でも、大きな流れとしては、綺麗なメロディー・ラインを一番大事にしています。

――なんか「ロウラヴ」の裏テーマというか、メンバーだけで共通しているイメージとかあったりしますか?

常田:(映画監督の)クエンティン・タランティーノ作品みたいな。ちょっとバイオレンスがあってポップな感じ。

191:派手さっていうか、勢いと暗さあるもんね。

 

■ポップミュージックを進化させたい!

――なるほどね。2016年、いろんな文化が細分化したと言われる現代、カウンターカルチャーが存在しづらくなった今。Srv.Vinciはどこにもない存在、居場所を切り開こうとしていますよね?

常田:カウンターカルチャーに居場所ができたらカウンターカルチャーではないんですよ。でも、カウンターカルチャーっていうか、カウンターの賜物のバンドだと思ってます。だから今のところ居場所はないんです。

191:作っていこうぜっていう。

常田:作って認知されて満足したら解散っていうか(笑)。 現状は金が無いから、いろんなことを自分たちでやっている状態ですけど、いろんなクリエイターとも絡んでいきたいんです。Rhizomatiksとかいいですよね。バキバキな存在になっていきたいです。あと、なんていうか今って音楽の進化自体が止まっていて、音楽以外のことで差別化している表現者って多いじゃないですか? でも、まだ音楽だって発展する余地があると思っているんですよ。

――プログレッシヴ・ロックじゃないけど、プログレッシヴってことだ。

常田:ポップミュージックをもっと、進化させたいんですよね。それがSrv.Vinciのやりたいことかな。

――それは明解な目標ですね。その先の世界を共有したくて応援したくなります。あ、そういえばSrv.Vinciのバンド名の由来を聞くのを忘れてました。

常田:バンド名ねぇ。それこそポップフィールドで台頭するには、この名前は覚えづらくてヤバいかなって思い始めてるんですよ。

191:俺も、そろそろこの人、バンド名を変えるんじゃないかって(苦笑)。

常田:当初は、レオナルド・ダ・ヴィンチが好きで、それのサーバーって感じだったんです。でも、読みづらいから変えたほうがいいよね?

新井:バンド名読めないってめっちゃ言われるもんね、単純に。

常田:ははは(笑)。でも、とりあえずはこのままで。

――いい名前だと思いますよ。ダ・ヴィンチのサーバーってめっちゃカッコいいじゃないですか? そう言われたら覚えますね。いや、ほんとこんなバンド他にいないですよ。会って話をすると、いい人オーラがあるんですけど、ライブや音源からにじみ出るアナーキーで不良で、それでいてアカデミックな雰囲気にやられています。引き続き応援させてください!

一同:ありがとうございます!

 

取材&テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)

 

 

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