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[12/25]【ゲスト&スタッフ編】mora readings presents 2015[ジャンルレス]ベスト3!!!

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今年初めより、「読む音楽」をコンセプトに様々なインタビュー・連載を掲載してきた「mora readings」。その始まりの一年間を締めくくるべく、スタッフサイドも「2015年マイベスト3」を選ばせていただきました。有数の目利きである評論家、バイヤー、ライターの方々もゲストにお迎えし、「2015年、これが心を打った!」と思うものを一挙紹介。ぜひご一読ください。

 

>>連載陣編はこちら

 


 

天辰保文(音楽評論家)

mora readingsでのお仕事:エルヴィス・コステロのハイレゾ作品レビュー

 

「ステレオタイプというか、誰もが考えるような大人ばかりじゃないから、世の中は楽しいのだと、思わせてくれるBest3」

 

『ビフォア・ディス・ワールド/ジェイムス・テイラー』(ユニバーサル)
子供の心を何処かに持つ大人たちに。この人とのインタビューが、ぼくにとっての2015年の最大の出来事だった。その前日、遠足を控えた小学生のように寝られなかった。

(購入はこちらから)

 

『ブルーノート・カフェ/ニール・ヤング』(ワーナー)
87年から88年にかけてのライヴをアーカイヴ・シリーズで。こんなにも強烈なロックをいまごろ、それも何かのついでのように出してくるんだもの、この人ったら。

(購入はこちらから)

 

『オウ・マイ・グッドネス/ドニー・フリッツ』(ディスク・ユニオン)
こういう友人が、一人でも持てたら、もう満足の人生だなあと、思ったりもする。呟くような素朴な歌声に、ただただ、泣ける。
※配信なし

 

【プロフィール】

1949年、福岡県生まれ。音楽評論家。音楽雑誌の編集を経て1976年独立、それ以降、新聞や雑誌を通じてロックを中心とする評論活動を行っている。レコードやCDのライナーノートも多数手掛ける。著書に「ロックの歴史~スーパースターの時代」、「ゴールドラッシュのあとで」、「音が聞こえる」等がある。

 

 


 

北中正和(音楽評論家)

mora readingsでのお仕事:ボブ・ディランのハイレゾ作品レビュー

 

「激動の世界の静かな出会いのベスト3」

 

谷川俊太郎+谷川賢作『家族の肖像』
2015年は谷川ソングにはまった年でした。もう10年以上前に発表されたアルバムですが、いまだに古びない輝きとせつなさいっぱいの名作です。
※配信なし

Bassekou Kouyate & Ngoni Ba 『Ba Power』
2015年のワールド・ミュージックで最も話題になったマリ共和国の弦楽器ンゴニ奏者バセク・クヤーテのグループの最新アルバム。ロックとも親和性があります。
※配信なし

映画『禁じられた歌声』
マリ共和国北部で数年前に起こった過激派の占拠をテーマにした映画です。暴力的な描写に走らないで、寛容の大切さを淡々と描いているところに共感しました。

 

【プロフィール】

音楽評論家。東京音楽大学非常勤講師。DJ。新聞、雑誌、放送、ネットなどで日本を含む世界各地の音楽を研究、紹介している。最近インタビューして印象に残ったのは、ジェイムス・テイラーと谷川俊太郎。近年はウェブマガジン『ERIS』で日本の古代の音楽に研究にも取り組んでいる。著書『ロック』『にほんのうた』『毎日ワールドミュージック』他、編著書に『世界は音楽でできている』『細野晴臣 エンドレス・トーキング』『事典 世界音楽の本』他多数。

公式サイト『wabisabiland』: http://homepage3.nifty.com/~wabisabiland/

 

 


 

ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)

mora readingsでのお仕事:BOØWYのディレクター(当時)・子安次郎さんへのインタビューなど

 

えっと、今年は劇場型スタイルによるご飯屋エンタテインメントにハマった1年でした。食のエンタメ=美味しさは当たり前であって、コンセプト設定、料理を出すバランス&タイミング、トークによる絶妙なおもてなしがライブやコンサートと肩を並べるカタルシスがあるなと気がつかされたのでした。肉マイスター田辺晋太郎氏とご一緒したお店がほとんどですが、予約の取れないお店として有名な吉祥寺 肉料理=肉山、市ヶ谷に店舗を移された最強の焼肉屋=炭火焼肉なかはら、美味しさはもちろん歯に衣着せぬ接客もツボな東十条のやきとん=埼玉屋は殿堂入りとして、今年インパクトを受けた劇場型のご飯屋さんをジャンルを超えてセレクトさせていただきました。

 

1. 81【広尾/レストラン】
通常レストランでは使わない御影石をテーブルに起用し、店内は黒で統一。生と死をテーマに、分子ガストロノミー料理が強烈な印象を与えてくれた劇場型レストラン。厨房はステージであり、12名限定のコの字カウンターはアリーナ最前席。名物な逸品“カルボナーラの再構築”など、良質な素材による驚きの創造と破壊表現はまさにアート。料理に合わせてお酒のペアリングはもちろん、専属DJがセレクトする店内BGMにも感動しました。 http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13186404/

2. かぶと【池袋/うなぎ】
おまかせコースで天然物と養殖の食べ比べに舌鼓。天然物は何度か通わなければ頂けないという代物だが格別な逸品。串焼き、白焼き、蒲焼きを蒸すのではなく焼きで、オススメな日本酒を頂きながら味わう至福のひととき。ひとくせもふたくせもある店主から「この味がわからなかったら死んじまいな!」と罵倒されながら会話を楽しむのも一興。まだ動いている鰻の心臓をお酒で流し込んだり、大豆の香りがしっかり伝わる豆腐も美味でした。 http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/

3. きになるき【渋谷/和食】
店内では常にライブ映像が流れ、常連に愛されているお店。カウンター10席な小料理屋。高級感はないが、店主が築地から毎朝仕入れる素材の良さに定評があり、日々工夫した料理を楽しませてくれる。レアな焼酎とあわせて、甘いしょうゆで頂くまぐろの刺身が高級店の寿司屋なみに絶品。なのにリーズナブル。おすすめのコース料理&呑み放題が5000円。これも気配りがあってトーク上手な大将がひとりでやられている努力のたまものですね。 http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13168864/

 

【プロフィール】

東京都出身。Yahoo!ニュース、J-WAVE、ミュージックマガジンなどで活躍中。著書は『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社) Twitterアカウント: @fukuryu_76

 

 


 

金田謙太郎(ヴィレッジヴァンガード、インフォガレージその他)

mora readingsでのお仕事:ウェディングソング特集のセレクトとエッセイの寄稿

 

「なんでもベスト3」
悩みに悩んで悩みすぎたので、ジャンル分けや縛りを諦めて、頭に浮かんだ順で、今年グッと来たものベスト3です。

 

(映画) 『マッドマックス 怒りのデスロード』
「映画とは写真が動いたもの。テレビとはラジオに絵がついたもの」とは名著『歩くような速さで』での是枝裕和監督の言葉ですが、「活動写真」であろうとする事、映画の快楽のコアを徹底的に真摯に突き詰めたらこれほどの傑作になるとは!という驚きと喜びを与えてくれた事にただただ感謝して映画館に通うこと25回。原典にあたったり原点に立ち返るには情報が溢れに溢れていてアップアップしている僕のようなライトな映画ファンにとってはこれこそが「原典」と言い切りたくなってしまいます。が、これを期にちゃんと原典にあたります……。『メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロード』も併せて。

 

(ゲーム) 『UNDERTALE』
「In this RPG, you don’t have to kill anyone.」の謳い文句は伊達じゃない。「敵を倒して自らが成長してゲームを進める」というRPGのルールを更新するべく、特に一部の90年代日本産RPGによる果敢なトライ&エラーがもたらした素晴らしき成果のひとつ(制作者は日本のRPGのファンであることを公言している)。すべての敵を許す事(和解する事)も、あるいは全ての敵を殲滅することも出来、どちらにも相応のリスクとリターンがあるというシビアさがありつつも可愛らしくファンタスティックなルック。厨二に淫さない節度ある世界観も好み。BGMも素晴らしい。ここ数年、海外のインディーズゲームはとてもおもしろい。

 

(書籍)『ROOKIE YEARBOOK ONE』
ことポップカルチャーにおいては、いつだって若い方が正しい。これは絶対のルール。今年のベストブックである素晴らしい素晴らしい『ヤング・アダルトU.S.A.(長谷川町蔵・山崎まどか著)』にて紹介された、無数の素晴らしくてナイスチョイスなあれこれの中でも飛び抜けてツボを付かれた1冊。この本においては中年は余計な事を書いてはいけない気がする。編集長のタヴィ・ケヴィンソンと10代の少女たちによるこの本のコラージュ、写真、インタビュー、対談、要はこの本を構成する何もかにもに静かに驚嘆静かに通読が正しいと思うのです。

 

【プロフィール】

ヴィレッジヴァンガード下北沢店およびインフォガレージのスタッフとして、音楽カルチャー全般の企画・販促等を行う。バイヤーとしてはSotte Bosseや→Pia-no-jaC←の作品をヒットさせ、コンピレーションアルバム「DISNEY ROCKS!」シリーズのプロデュースや、スクウェア・エニックスによるゲームミュージックのアレンジコンピレーションアルバム「SQ」シリーズの協力も手がける。

 

 


 

一志順夫(mora readings)

 

「BEST ALBUM」
セルソ・フォンセカ『LIKE NICE』

(購入はこちらから)

ブラジルのSSW4年ぶりの新作。名盤『スローモーション・ボサノバ』と比べると地味ではありますが、滋味溢れる歌とサウンドを聴くと恰も鄙びた温泉での湯治気分に浸れました。

 

「BEST MOVIE」
○『海街diary』

『海街diary』サウンドトラック
通常ハイレゾ

「映画は女優で観る」派なので、4人の豪華女優陣競演は贅沢三昧、是枝監督の現代版「細雪」といっても過言でない抑制された演出に平伏。

 

「BEST LIVE」
ディアンジェロ IN ZEPP TOKYO 2015/8/18

(最新アルバム『Black Messiah』 購入はこちらから)

JB~EW&F~プリンスといったブラックエンターテイナーの伝統芸と真髄を余すところなく体現した怒涛のパフォーマンスにただただ圧倒。3月の再来日も楽しみです。

 


 

長谷弘一(mora readings)

 

「今年時間を費やした音楽ではないベスト3」

① 金曜ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』 TBSテレビ
② 『集団的自衛権と安全保障』(豊下楢彦・古関彰一) 岩波書店刊
③ FIFAクラブワールドカップJAPAN 2015 FCバルセロナ

 

①については、今年もドラマ多数観ましたが、個人的には“のだめ”ではない、ダークな上野樹里が好きで、『アリスの棘』も良かったのですが今年度はこのドラマにはまりました。まだ最終回のHDを削除できてません。意外に小栗くんも好きなんですよね(笑)

②については、安部政権とんでもないという昨今、集団的自衛権がいかに憲法を曲げようとしているか、安部総理がいかに嘘をついているかを、極めてわかりやすく解説した新書です。数回読みました。若い方に読んで頂きたいです。

③最近のネタですが、ナマのバルセロナは言葉にできない凄さでした。メッシのプレイは人間業とは思えませんが、このクラブは明らかにスペイン代表より強いと思います。異次元のフットボールを実現しています。個人のスキルと組織力に感服した次第です。

 

ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』オリジナル・サウンドトラック
通常ハイレゾ

 


 

安場晴生(mora readings)

 

「2015これを見るまでは死ねなかったベスト3」

1.熱海殺人事件@紀伊国屋ホール
2.スター・ウォーズ/フォースの覚醒
3.聖飢魔Ⅱ@氣志團万博2015

 

つかこうへい事務所は1982年「蒲田行進曲」をもって解散。大学に入学した1983年当時、大阪芸術大学は、いのうえひでのりさんの劇団☆新感線、京都大学は辰巳琢郎さんのそとばこまち、同志社大学はマキノノゾミさん、岡村俊一さんの第三劇場。こぞってつか芝居をカバーしていました。そして生瀬勝久、渡辺いっけい、筧利夫、キムラ緑子、古田新太といった大学生スターがつか芝居で跳梁跋扈していました。関西学生演劇の「熱海殺人事件」は何ヴァージョンもみていてDNAとして刷り込まれていますが、本物を見るのは初めてです(一応、阿部寛ヴァージョンは亜流としておきます)。

2015年紀伊国屋ホール。66歳風間杜夫さんと62歳平田満さんのいのうえひでのりさん演出「熱海殺人事件」。「間だの芸だのいらない。芝居はF1レース。0.01秒間違えると死ぬという真剣勝負を観に、客は来る。金を払って車庫入れを観に来る客はいない」というつかさんの言葉を裏切らない、圧倒的な熱海殺人事件でした。

 

STARWARS EP7は、あのテ―マとタイトルバックだけで感涙。

 

聖飢魔Ⅱは閣下が棺桶から登場した瞬間に感涙。前が見えないww ほんま生きててよかったです。

 

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 オリジナル・サウンドトラック
通常ハイレゾ

 

ベストアルバム『XXX -THE ULTIMATE WORST-』
購入はこちらから

 

 

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