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2015年7月アーカイブ

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Vol.14 Theme : 「転がらない石は苔だらけなのか

 

 去る7/3は奇しくも60年代を代表する二大アーティストの命日で、一人はあまりにも早過ぎたベースレスBAND、ザ・ドアーズのVo.ジム・モリソン。そしてもう一人はブライアン・ジョーンズ……ザ・ローリング・ストーンズの創設者にして名付け親です。リーダー不在のストーンズは今や世界を代表するロックンロールBANDにまで上り詰めてしまいましたが、果たして舵取りを失ったストーンズに一体何が起こったのでしょうか? 今回は誰もが知っているストーンズの、あまり知られていなかった歴史を、個人的な予測を交えて振り返ってみたいと思います。

 初期のストーンズ映像を観ると、必ず一人だけ垢抜けてて、堂々と振る舞うブライアンの姿が確認出来ます……それもそのはず、彼はミックやキースよりも社交家であり、およそ20以上の楽器を演奏出来るという超器用なミュージシャンでもありました。ドラマーのチャーリー・ワッツや、ストーンズのオリジナル・メンバーだったのに悪名高いマネージャー、アンドリュー・オールダムによってローディー兼サポート・キーボードに格下げされてしまったイアン・スチュワートといった、ストーンズ運営に関わる重要人物達をBANDに誘ったのもブライアンだし、ビートルズ以降チャラチャラしたビートBANDが雨後の筍のように頻出する中「俺達は本物のR&B(リズム&ブルース)しか演奏しない」と、バンドのコンセプトを決めたのも彼。ストーンズは結成当初からブライアンによる徹底的なイメージ戦略が成されていたのです。

 名曲「黒くぬれ!(Paint It, Black)」のシタールを皮切りに、「レディ・ジェーン(Lady Jane)」でのダルシマー、はたまた「アンダー・マイ・サム(Under My Thumb)」ではSAKEROCKを先取りするかのようにマリンバ、そして超名曲「ルビー・チューズデイ(Ruby Tuesday)」ではリコーダーと、ギターの腕前も相当な上に、数々の楽器を操ったブライアンは、社交的なライフスタイルに加えて、音楽スタイルも多彩な天才でした。

 しかし上記のヒット曲の大半はミック・ジャガーとキース・リチャーズの作品……そう、ブライアンは演奏の天才ではありましたが、作曲の天才では無かったのです。

 ここからは私見になりますが……BANDをやっているからと言って、全員がボーカルになりたいわけじゃないし、逆に超絶テクのボーカリストが曲作りに一切関与してないBANDも沢山いたりします……そう、BANDが10個あれば、目的や欲望も10通りあるでしょうし、個々のBANDメンバーの希望や展望を語らせたとしたら、事態はもっと複雑になるでしょう。おそらく、ブライアン・ジョーンズというBANDマンは、本当に純粋に<R&B>を演奏したかったのではないでしょうか。ストーンズがデビューした60年代初頭のロンドンでは、もっとピュアなR&Bが求められていたと思うのですが、ビートルズの台頭により、結果、世界的にも<POPなロックンロール>が求められるようになってしまい、そのズレが徐々にストーンズの中でのブライアンの居場所を無くしていってしまったのではないか……と考えるわけです。

 その証拠に、ブライアンの死後に発表されたソロ・アルバム『ジャジューカ』は、モロッコ周辺の民族音楽をフィールド・レコーディングし、後にスタジオにて編集・アレンジを加えた作品で、本人は一切演奏していないのですが、生来のR&B指向が行き過ぎて、よりピュアなブラック・ミュージックを求めた結果なのではないか、とも思うのです。ブラック・フィーリングを突き詰めるあまり、アフリカ音楽に回帰していく……という発想は、ミュージシャンとしてはとても理解出来ますし、何よりブライアンが愛してやまなかったドラッグとの相性も抜群だったのでしょう。

 ストーンズがヒットを飛ばし続け、大きなBANDになればなるほどドラッグに耽溺し、リハやレコーディングをすっぽかすようになってしまった彼は、1969年の6月、自ら作ったザ・ローリング・ストーンズからクビを宣告されたのです。その約一ヶ月後、ブライアンは自宅のプールで溺死体となって発見されます……自殺、他殺、諸説ありますが真相はもはや闇の中です。ブライアンの音楽的指向も同時に闇の中ですが、もし彼が生きていたならどんな作品をクリエイトしていたのでしょう……早過ぎたサンプリング感覚のアルバムを作ってしまった天才ミュージシャンですから、ゼッドやスティーヴ・アオキもビックリのEDMを創り出していたかもしれませんね。

 


 

musicブライアン・ジョーンズ在籍時に発表されたストーンズの初期作をハイレゾで!

 

ローリング・ストーンズ 配信一覧はこちらから

 


 
 
【日高央 プロフィール】
 
ひだか・とおる:1968年生まれ、千葉県出身。1997年BEAT CRUSADERSとして活動開始。2004年、メジャーレーベルに移籍。シングル「HIT IN THE USA」がアニメ『BECK』のオープニングテーマに起用されたことをきっかけにヒット。2010年に解散。ソロやMONOBRIGHTへの参加を経て、2012年12月にTHE STARBEMSを結成。2014年11月に2ndアルバム『Vanishing City』をリリースした。

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「キミの青春に音楽は欠かせない!!」

 

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こんにちは。
うっカニ屋さんのカニ子です cancer

関東でも梅雨明けが発表されました~(>_<)
日中は耐え難い暑さでバテてしまいそうですね。。。

そんな中、3連休の中日にBBQをしました restaurant
おいしいお肉に海がみえる最高なロケーション・・・
夕暮れがとてもきれいで、ロマンチックでした lovely

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※夕日が反射してきれいな海をみてうっとりするカニ子ちゃん。
 
早速!
先週予告したiPhoneをお使いの方むけのアプリ(mora プレイヤー)を
バージョンアップしました sign03

是非 最新版へのアップデートをお願い致します happy01

*「moraプレイヤー」とはiPhoneをお使いの方がmoraで購入した
楽曲・ビデオを楽しむためのプレイヤーです。


wrench 自動サインイン
→ 購入履歴画面を表示した際にサインイン状態であれば自動サインインを行えるようになりました!
(手間だったサインイン操作を必要最低限に bearing
 
※サインアウト状態で購入履歴を表示するとサインインをしてもらう必要があります。

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wrench ファイルの共有が可能に!
→ iTunesでのファイル共有機能を実装!パソコンで再DLして頂く手間が省けます shine

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wrench シャッフル/リピートのアイコンをわかりやすく!
→ ON/OFFの色味が似ていてわかりにくかったのをわかりやすい色にしました flair

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wrench 購入履歴の更新機能追加!
→ 指で下にスライドすることで購入履歴の更新が可能になりました!
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来週は予告したAndroidアプリのバージョンアップを予定しています♪

詳細はまたカニ子 cancerがお知らせさせて頂きます eye
引き続きmoraをよろしくお願い致します。

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※Billboard Year End Charts調べ
 
数秒ずつのビデオで当時にタイムスリップtyphoon
 
 
 

1986年

 
1 That's What Friends Are For / Dionne and Friends
2 Say You, Say Me / Lionel Richie hires-logo2.png
3 I Miss You / Klymaxx(配信なし)
4 On My Own / Patti Labelle and Michael McDonald(配信なし)  
5 Broken Wings / Mr. Mister(配信なし)  
6 How Will I Know / Whitney Houston
7 Party All The Time / Eddie Murphy(配信なし)  
8 Burning Heart / Survivor
9 Kyrie / Mr. Mister(配信なし)  
10 Addicted To Love / Robert Palmer  
11 Greatest Love Of All / Whitney Houston
12 Secret Lovers / Atlantic Starr(配信なし)
13 Friends And Lovers / Carl Anderson and Gloria Loring(配信なし)
14 Glory Of Love / Peter Cetera
15 West End Girls / Pet Shop Boys
16 There'll Be Sad Songs / Billy Ocean
17 Alive And Kicking / Simple Minds  
18 Never / Heart
19 Kiss / Prince and The Revolution  
20 Higher Love / Steve Winwood

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※”アルバム購入のみ”商品、”ハイレゾ”商品は含まれません

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1987年

 
1 Walk Like An Egyptian / Bangles
2 Alone / Heart  
3 Shake You Down / Gregory Abbott
4 I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me) / Whitney Houston  
5 Nothing's Gonna Stop Us Now / Starship  
6 C'est La Vie / Robbie Nevil
7 Here I Go Again / Whitesnake
8 The Way It Is / Bruce Hornsby and The Range
9 Shakedown / Bob Seger(配信なし)
10 Livin' On A Prayer / Bon Jovi hires-logo2.png
11 La Bamba / Los Lobos(配信なし)
12 Everybody Have Fun Tonight / Wang Chung(配信なし)
13 Don't Dream It's Over / Crowded House
14 Always / Atlantic Starr
15 With Or Without You / U2
16 Looking For A New Love / Jody Watley
17 Head To Toe / Lisa Lisa and Cult Jam  
18 I Think We're Alone Now / Tiffany  
19 Mony Mony / Billy Idol
20 At This Moment / Billy Vera and The Beaters(配信なし)

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他の年のランキングはコチラ
 

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1978年にザ・スクェアとしてデビューして以来、休むことなく37年間アルバム・リリースを続けてきたT‐スクェア。今回彼らの旧作がハイレゾ配信されるにあたって、デビュー以来のメンバーであるリーダーの安藤正容(ギター)、伊東たけし(サックス)、そして青木幹夫プロデューサーに、これまで経験してきたレコーディングと、ハイレゾに至るまでのオーディオ・メディアの変遷について、振り返ってもらった。

 

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写真左:安藤正容(ギター)、右:伊東たけし(サックス)

 

【オーディオ・メディアの発展とスクェアが歩んだ37年】

──────────────────────

●最高のアナログ・サウンド

 

──今回、これまでの作品のハイレゾ(ハイレゾリューション)配信が始まります。振り返ると、スクェアのファースト・アルバムは1978年、リスナーはレコードの時代です。スタジオでのレコーディングの現場はどのような状況でしたか。

伊東:僕らはちょうど、いわゆるアナログの24トラックの時代からレコーディングを始めたんです。アナログの時代の最高の音から始まって、それから録音技術の革新とともに歩んできた。

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安藤:デビューしてからすぐに、2枚目の『MIDNIGHT LOVER』がダイレクト・カッティングでしたね。ハービー・ハンコックが来ることになって、その前に僕らが挑戦することになった。ほとんど実験台(笑)。テープに録る作業を省いて、いきなり盤にカッティングしてマスターを作っちゃう。A面の演奏をして、B面の演奏をして、それがマザーになって量産される。音がいいんだけれど、僕らが失敗しても、カッティングのほうが失敗しても、だめなんです。

 

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伊東:思った以上の信号が入ると、針飛びも起こっちゃう。そうなったらA面の1曲目から演奏はやり直しです。エンジニアからキューが出て演奏を始めて、音が絞られて合図が出てから演奏をやめるんだけれど、曲と曲との間は、じっと待っているんですね。ギターを持ち替えたりしながら。10秒ぐらい? すごく長く感じたのを覚えています。

──苦労してダイレクト・カッティングしたのは、いい音で録音するためですよね。

伊東:そうなんです。昔のテープ・レコーダーって、テープ・コンプというのがあるのね。磁気に音の信号を書き込む、テープに録音するだけで、音が変わっちゃう。スタジオのマスター・テープは、カセット・テープの高級版みたいなものだから、プロ用でもワウ・フラッターがゼロってことはありえない。ド~って伸ばしたら、ピッチが「うわん うわん」と上下するわけです。カッティング・マシンにも微妙なピッチの揺れはあるけれど、ダイレクト・カッティングだと、テープを使わないから揺れはなくなるのがメリット。ただ、A面B面を最後まで通して演奏しなければならない。さらに、ピアノ・ソロになってエンジニアがピアノの音量をぐっと上げたら、「あ、ひずんじゃった…」ってこともあるし。

安藤:あっという間にすたれましたね(苦笑)。いまとなっては貴重な記録ですよ。

伊東:確かに2~3枚出来上った盤の中から、選んだ気がするな。その1枚を完成させるのが、ものすごく大変でした。

 

●デジタル時代に継承されたアナログの空気感

 

──スタジオで録音するとき、アナログからデジタルに変わったのはいつですか。

安藤:『うち水にRainbow』から、デジタル・マルチ・トラック24チャンネル・レコーダーの「PCM-3324」で録音するようになりました。デジタルは、ひとつひとつの音はクリアなんですが、空気感を録るのが難しい。レコーディングではみんなの空気感も録れていたのが、レコードになったとき低域がまったくなくて、つなぎである空気感もなく、メロディとスネアはよく聴こえている、そんなバランスになった。

──アナログで録ったときとは、まったく違う出来上がりになったんですね。

安藤:そう。だから、デジタルになってからは、アレンジを変えました。「ベースをもっとミックスのときに出しておこう」「つなぎの空気感がなくなるから、シンセ・パッドを入れよう」とか、我々としては音楽的というよりは、録音状況に対抗していたんです。

伊東:僕らもエンジニアも、そこで学ばなきゃいけないことがたくさん出てきたわけですよ。互いにノウハウのやりとりが日常でありました。「どうしてる?」「こうやったらうまくいった」「結果はこうなるから、こうしよう」とか。

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安藤:レコーダーが「PCM-3348」になってから、だいぶ良くなったね。名前が「3348」のままでも、年々スペックは向上して、マイナー・チェンジしていたんです。

青木:ただ、その頃はね、録音がデジタルでも聴くときはレコードでしたから、CDじゃないんですよ。レコードをやめてCDだけになったのが、『WAVE』(1989年)からなんだよね。

──デジタルも、「3324」「3348」はデジタル・テープですよね。その後、デジタルでも、ハードディスクの「プロツールス」でのレコーディングになってからは、どうでしたか。

青木:プロツールスも、最初出たばかりの頃に使って、いろいろ苦労しました。

安藤:伊東さんとまた一緒にやり始めたときは、もうプロツールスだったね。

青木:そのころ海外にレコーディングに行くと、まだアナログ・テープ回していたり、3348だったり。

安藤:アナログで録ったのをプロツールスに取り込んだこともあったなぁ。『FRIENDSHIP』をロサンゼルスで録音してたら、プロツールスが壊れて、現地の人は誰もわからないってことになって、日本人のエンジニアを呼んで来て直してもらったこともありました。

──2001年の『BRASIL』は、ブラジル録音でしたね。

安藤:「あのときはエンジニアのMoogie Canazioさんが素晴らしい方でした。彼はグラミー賞もとっていて、すごい人なんです。ただ、Moogieさんは、コンプレッサーを使わないんだけど、伊東さんは、それが疑問だったみたいですね。

伊東:普通、僕らはCDやレコードにするときは、コンプレッサーをかけるんです。クラシックはコンプをあまりかけないから、小さい音はあまり聴こえなくて、来るときはドカーンと来るわけ。僕らの場合、音量を一定の範囲に保つためにコンプを普通はかけるんだけど、彼は使わないんですよね。安藤も、ヘンなことだけ覚えてるなぁ。

安藤:「わざと俺は小さく吹いているのに、その音量を上げられちゃうんだよな」とか。伊東さん、ちゃんと言いなよって、俺は言ったんだけど。

伊東:だって、せっかく音を小さくしたのに、それがぐいっと出てきたらねぇ。ま、いいんですけど。

──いまは、プロツールスでのレコーディングですよね。スクェアの歴史のなかで伝承されてきたアナログ・サウンドの空気感は、いまも何かの形で残っていますか?

青木:ドラムの坂東君が、最近自分の曲のドラムを録るときにわざとアナログでテープを回して録ってからプロツールスに移している。そうすると太鼓の音がいいっていうわけ。アナログのよさを利用しているんですね。

伊東:デジタルは音の分離がよすぎて、まとめにくいことがある。テープはナチュラル・コンプがかかるから、パッドが入らなくても、空気感が出やすい。ドラム・セットの太鼓ひとつひとつの、つながりができるんだと思いますよ。

青木:アナログのコンプの効果を利用しているわけですよね。

伊東:僕もね、ここ最近は昔のアナログの音色のEWIを、あえてよく使っているんです。『PARADISE』でも、モジュール(音源)がEWV-2000、スティック(楽器)がEWI-1000を使いました。あの音色、聴いた瞬間に、ぐっと来るでしょ?

 

●スタジオの音が、自宅で聴ける時代

──2001年に、ザ・スクェアとT-スクェアの過去の作品は、すでにDSD(ダイレクトストリームデジタル)マスタリングで再発されています。

青木:これは僕が誇りに思っていることなんだけど、スクェアはDSDレコーディング、ミキシングは、いちばん最初にやっています。アーティストとしても、DSD音源は、かなりたくさん持っているほうなんです。

──今回はハイレゾ(ハイレゾリュ-ションオーディオ)も、FLACと、さらに音質の良いDSDと、2種類出ます。過去の作品がハイレゾ配信になることに、どんな意義を感じますか。

伊東:僕らがスタジオで聴いている音はハイレゾなんですよ。だからね、「とにかく、みんな、ハイレゾにしなさい」と言いたい。

 

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青木:いまスタジオで録音するときの規格は、24ビットです。CDは16ビットが最大なので、24ビットで録ったものをダウン・コンバートして商品化している。ハイレゾが出て、スタジオと同じ音がお客さんのところに初めて届けられるようになったわけです。

 今回、初期にアナログでレコーディングした作品もハイレゾになりました。当時は、狭いレンジのなかでオーディオ的にいいものができていた。それをハイレゾに起こすのは、また技術がいる作業なんです。ただ、解像度が上がることで「こんな音が入っていたんだ」「こういうこともやっていたんだ」と聴こえてしまう部分があって、それは作る側からすると、それがいいのかどうかは、微妙なところなんですけれどね。

──デビューから今年までの37年間、スクェアの活動は、録音技術の革新と、常に併走していたことになります。

伊東:その通り。僕らはオーディオ・メディアの発展についていくためには、すごいエネルギーを費やしてきた。

青木:音楽的なことじゃないように見えて、実はそこを改善していかないと、僕らが納得できる音が届かないから、対応してきたわけですよ。

伊東:この何十年かでノウハウが積み重なって、やっとここにたどり着いたんですよ。もっと早くここに到達すべきだったと思う。僕らがスタジオで聴いているのと同じ環境で聴いてもらったら、音楽の楽しさが、もっと出てくるはずです。

 

<インタビュー/文・山本美芽(音楽ライター)>

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