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[3/25]クラムボン「triology」:結成20周年を迎え、ポップミュージックの最先端に挑み続けるバンドの最新モード!

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今年、結成20周年を迎える3ピースバンド、クラムボン。

充実した個々の活動を経て、5年ぶり届けられた新作「triology」が本日より配信開始です!

 


 

「triology」ダウンロードはこちらから

 


 

「ゼクシィ」CMソングなどでもお茶の間に流れ、耳馴染みのよいボーカル・原田郁子の声質からオーガニックで「ゆるふわ」な印象も持たれがちな同バンドですが(もちろん、それも重要な魅力のひとつです)、実はジャズやプログレッシブロック、現代音楽など様々なバックボーンをもつ三人の個性的なプレイヤーがぶつかり合う、実験精神にあふれたバンドでもあります。

 

今作でもそのスピリットは健在。異色の「ラップ×弾き語り」デュオ・MOROHAとのコラボレーションにより生まれた「Scene 3」をはじめ、インターリュードに環境音を盛り込んだ「はなさくいろは-bon bori ver.-」など、音響作品としての聴きどころも満載です。

 

そしてこのアルバムを楽しむ上で欠かせないのが、ベース担当で近年はアニメソングや声優アーティストのプロデュースも手がける、ミト氏の存在。今作のリリースに合わせて公開されたインタビューは、昨日から大きな話題を呼んでいます。

 

クラムボン・ミトが語る、バンド活動への危機意識「楽曲の強度を上げないと戦えない」(外部サイト)

http://realsound.jp/2015/03/post-2808.html

 

「今のこの世の中では、特に日本では、アイドルソングでありアニソンであり、そういうものと並列で聞かれるわけですよ。そこで音量が5dB違うともう、これダサいんじゃない、で終わっちゃうんですよ。ハイエンド伸びてない?だからこれはダメだよってなっちゃう。だから僕らは今回の『triology』を作る時に、東京のスタジオで、極上のアナログテープで録り、なおかつ32bit/96kHzのハイスペックのプロツールズで混ぜ、しかも全員現代のアイドルとかアニソンだったり劇伴を徹底的にやってるようなプロフェッショナルと一緒にやって作り上げる、という方向にシフトしてるんです。〔中略〕僕らが変わらないオリジナリティをもっているのは自覚してるんです。でもそのオリジナリティを今という時代にどう鳴らしていくのか。そこで以前と同じようなことを繰り返していては、聞いてもらえる機会はもはやどんどん少なくなってしまう。」(上記インタビューより引用)

 

この他にも歌詞について、「情報量の多いアイドルソングやボーカロイド曲に伍していくためには、言葉の強度を上げていかなくてはならない。俳句のように、ある種曖昧な、行間を読ませるような表現では、世の中を席巻している最先端のポップスと同じフィールドでは戦えない」(注:筆者意訳)と、徹底的に自身を解体していくことで生まれたのが今作であると発言しています。

 

はたして、クラムボンのようなキャリアもスキルもあるバンドが、ここまでの覚悟と意思をもってアイドルやアニソンと戦っていく必要があるのか?との意見もネット上では散見されます。しかし、筆者としてはこの姿勢を断固として支持したい。なぜなら、日々moraのスタッフとしてダウンロードランキングに接する中で、アニソン・アイドルソングのパワーというのは日々感じているからです。

 

ミト氏もインタビューで語っているように、こうした最先端のポップ・ミュージックというのは、確かに「いかにバズを起こすか」「いかにアニメの物語や、アイドルのキャラクターをプレゼンテーションするか」というところに特化しており、それ自体新しい現象として面白い。しかし、それだけではあくまでアニメやアイドルという「主」に対して音楽は「従」であるという構図を抜け出ず、音楽そのものの面白さ、という意味では、普段アニメやアイドルカルチャーに接していない人には伝わりにくいというのが実情でしょう。「機能性が高い」だけでなく、「音楽」として面白いのだ、ということが理解されるには、ミト氏のような「外部」の視点を持った作り手の存在が必要不可欠だと思うのです。そして今作「triology」は、まさしくそのひとつの回答になっていると、筆者は感じました。

 

ふだんmoraチャートを覗いてくださっているユーザーの皆様ほど、ぜひ聴いていただきたいと思えるアルバムです。ご興味を持っていただけたなら幸いです。

 


 

クラムボン アーティストページはこちらから

 


 

~クラムボン・ミト氏のアニソン・声優提供楽曲~

豊崎愛生「Dill」

M1.「Dill」の作曲を担当。
(作詞はクラムボンの原田郁子)
 

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花澤香菜「claire」

M7.「Melody」の作曲を担当。
 

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花澤香菜「25」

M8.「Make a Difference」の作曲を担当。
 

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オレンジミント (TV size)

<物語>シリーズ『憑物語』OPテーマの作曲を担当。
 

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コメント(1)


素晴らしい。こういう意見を配信サイトが商品に付属して言うことにはとても大きい意義があると思います。



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