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2015年2月アーカイブ

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こんにちは。
うっカニ屋さんのカニ子です cancer

あと2日で2月も終わっちゃいますね(1か月経つのって早いな~clock
ホワイトデーになんの期待もないので、お花見を楽しみに3月を過ごそうと思います cherryblossom

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早速!
先週予告したAndroidアプリのバージョンアップの詳細ですflair
(でもじつはPCサイト、アプリ・スマホブラウザ側の修正も一部実施しました cancer

本日は大小含めて15個の改修・改善を行いました。

Androidアプリの最新はこちらから!
是非 最新版へのアップデートをお願い致します。
↓↓
android_app_on_play_logo_large_95.jpg
※Google Playのインストールページへ遷移します。
 

wrench ハイレゾアルバムランキングをホームに!
┗ 現在ホームに掲載されているランキングTOP10。
ビデオにかわりハイレゾアルバムを掲載 cancer

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wrench ランキングの試聴ボタンをわかりやすく表示!
┗ 以前「スマホでの試聴のしかた」でご紹介させて頂いたランキングの試聴ですが、
試聴ができることをわかりやすくするためにアイコンを表示します cancer

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wrench ダウンロード処理時に発生する不具合を修正
┗ ダウンロード中に別タイトルのダウンロードをすると
先に実行していたダウンロードが止まってしまう不具合を修正しました cancer

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wrench ニューリリース枠に「もっとみる」エリアを追加
┗ 「もっとみる」エリアを追加!
「新着ページ」に遷移するのでより多くの配信開始楽曲をご確認頂ける様になりました cancer

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wrench 大バナー枠の自動スライド再開
┗ 楽曲ページ等に一度移動すると、ホーム等にある大バナーの動きが止まってしまっていたのですが
ギュっとして更新後、再開する様に修正しました。
(一見誰にも気づかれないうっかりミスですが、だいじですよね、、bearing

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wrench アカウント関連
┗ アカウント登録時、変更時の下記各項目での文言等を修正しました。

①性別選択肢の文言修正
┗ ”性別”欄で「その他」とあったのを「回答しない」という項目に修正しました。
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②属性情報:生年→生年月日へ
┗ お生まれ年の西暦を選択して頂いてましたが生年月日で選択して頂ける様に修正しました。

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③メルマガ受信設定画面
┗ moraメルマガの配信スケジュールの記載が抜けていたので追記しました。

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wrench 購入履歴関連
┗ 購入履歴のページで下記2点修正しました。

①種別表示(ミュージック、ハイレゾ、ビデオなど)を追加!
┗ 今までは♫マークやCDマークでのみの判別でしたが、
「ミュージック」などの言葉でも判別可能になりました cancer

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②「ダウンロード」の文字が黒くなってしまうことがあったので修正
┗ ある操作の組み合わせで文字が黒くなってしまっていたので、
きちんと白い文字で表示される様に修正しました。

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wrench 「新着」ページの読み込み処理を改善!
┗ 読み込んだ後の表示開始までの時間を短縮しましたので、
「遅いっpout」とストレスを感じていた皆さまの気持ちも少しは軽減できるのではないかと、、、sweat01
 
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wrench ディスコグラフィの「ビデオ」の並び替え矢印を白アイコンへ
┗ ついうっかり矢印の色が見えにくいものになっていたので見えやすい白に修正しました。
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wrench ドロワーメニュー開いた際の画面名を「メニュー」に修正
┗ メニューを開いているのについうっかり「mora」にしていたので修正しました。
(どれだけmoraが好きなのよっ)

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wrench [アプリ・スマホブラウザ] ハイレゾアーティスト一覧ページでの絞込み機能を追加!
┗ お待たせしました!PCサイト同様に絞込み機能を追加しました!
※端末によっては検索後の反映にお時間がかかります。。
こちらもゆくゆくはスムーズに表示できる様にスタッフ一同精進してまいります
 bearing

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wrench [PCサイト] 検索結果画面の改善
┗ PCサイトの検索結果画面についてレイアウト等の見直しを行い、よりわかりやすい画面になりました!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

こちらでご紹介していないものも含め、
ここ半年で大小400以上の改修・改善を行いました。
 
今後予定されている改修・改善ポイントは、現在まだまだ300個以上あります、、、。
 
直接頂くお問い合わせやご要望のほかに、Twitter等でのつぶやきにも目を光らせ、
スタッフ一同これからも精進してまいります。


コメント機能もついているので改善のご要望などのコメントお待ちしております!

引き続きmoraをよろしくお願い致します。

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第1回:レッド・ツェッペリン「カシミール」

~筋肉質になったツェッペリンの代表曲~

 

 昨年から話題のジミー・ペイジによるレッド・ツェッペリンのリマスターであるが、ハイレゾでも配信されていることがすばらしい。

 これは僕の個人的な好みなのだが、レッド・ツェッペリンは、ずっとCDで聴くことに抵抗を覚えていた。「ボンゾの重いドラムが、ペラっとしたCDで再生できてたまるかい」と思っていたのだ。偏見とは分かっていても仕方がない。アナログ世代の哀しいサガである。だから今日までレッド・ツェッペリンはアナログ・レコードで聴いてきた。

 しかし昨年のリマスターされたアルバムをハイレゾで聴いて、アナログへのコダワリがなくなったのである。「ハイレゾなら、ボンゾのドラムが聴ける」と思ったのだ。なのでこの連載の記念すべき第1回は、レッド・ツェッペリンの「カシミール」にした。

 

 70年代の初め、レッド・ツェッペリンの名刺代わりの曲と言えば、なんといっても「天国への階段」だった。ビートルズの「レット・イット・ビー」やサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」と並んで、ポップ・ソングのバイブル的存在になっていたと思う。この頃、僕は中学生から高校生へと移り変る時期だったが、「天国への階段」の劇的な構成が、カーペンターズも大好きという一般のポップス・ファンにも受け入れられていた。そんな時代だった。

 しかし「天国への階段」がツェッペリンの代表曲の座にいたのも、75年の『フィジカル・グラフィティ』が発売されるまでだった気がする。僕としては『フィジカル・グラフィティ』に収録されていた「カシミール」が、以後はツェッペリンの代表曲になった気がするのだ。

 「カシミール」にはジミー・ペイジの派手なギターはない。淡々と刻むボンゾのドラムに乗って、異国情緒たっぷりの旋律が繰り返される。変拍子と、およそツェッペリンらしくない映画音楽のようなベタな管楽器と弦楽器。これだけである。しかしこれが麻薬的なのだなあ。ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のような、60年代サブカルチャー的な試みを(あのツェッペリンが)しているような気さえしたものである。

 

 さて、おまたせ。ハイレゾで聴く「カシミール」である。

 これまでは、うっすらとした霧がかかったような音で、それがムードを醸し出していた「カシミール」だが、ハイレゾでは霧が晴れて、ハッキリとした像があらわれた気がする。人間に例えれば、余分な脂肪が吹き飛んで、より筋肉質になって登場した感じだ。

 ボンゾのドラムは、あいかわらずズシリと重い。音が筋肉質になった分、例の異国情緒のあるリズムが、より歯切れ良く響く。中間部での全楽器によるユニゾンは、ピタリと頭が揃い迫力がいっそう増した気がする。

 「カシミール」のハイレゾは“絵に描いたような高音質”だった。もちろんジミー・ペイジのリマスターの効果も大きいだろうが、リマスターの効果が大きいならなおのこと、ハイレゾという器で聴くべきであろう。

 

 

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【「カシミール」収録のレッド・ツェッペリン最新ハイレゾ商品!】

Physical Graffiti (Remastered)

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未発表バージョンを収録!

Physical Graffiti (Deluxe Edition)

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レッド・ツェッペリンのハイレゾ商品一覧は【こちら】から

 


 

【牧野 良幸 プロフィール】
 
1958年 愛知県岡崎市生まれ。
1980関西大学社会学部卒業。
大学卒業後、81年に上京。銅版画、石版画の制作と平行して、イラストレーション、レコード・ジャケット、絵本の仕事をおこなっている。
近年は音楽エッセイを雑誌に連載するようになり、今までの音楽遍歴を綴った『僕の音盤青春記1971-1976』『同1977-1981』『オーディオ小僧の食いのこし』などを出版している。
 
 

 

 

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イントロダクションとなる前回の記事はこちらから

 

第6曲目:スガ シカオ「愛について」(1998)

 

 デビューの年1997年にスガ シカオはシングル4枚、アルバム1枚を量産します。そのさまは長すぎる幼虫の時期を経て遅い春をむさぼる昆虫を思わせました。そんな大放電大会の掉尾を飾ったシングルが「愛について」です。日暮れから明けがたまでが似合う印象的なかすれ声をしたこの男性シンガーは、冒頭で「ただひとつ 木枯らしにこごえる日には」と肌寒い季節の到来を告げます。その歌詞から察するに、11月21日というリリースタイミングは周到な準備の産物だったのでしょう。オリコンの左半分(50位以内)に入ったシングルが1枚もないまま9月に出したアルバム『Clover』がトップ10入りという快挙を遂げた直後の作品とあって、「愛について」は自身の最高位(当時)となる44位のスマッシュヒットとなりました。のぼり坂の44位には数字以上の意味があることは言うまでもありません。

 ずばり、傑作でした。長時間の正座を解いたときのじーんと痺れるような痛みと快感の双方がありました。その印象は偶然から来るものではなく、この力量ある男性アーティストの経験と知識によってもたらされていたことは明らかでした。まずイントロにそれまでの3枚のシングルとの差別化がうかがえます。黒いリズムを押し出すのではなく、アイズレー・ブラザーズのクリス・ジャスパーを思わせるメロウなアナログシンセが真っ先に耳をとらえます。そして2ndシングル「黄金の月」ではやや控えめな印象をあたえていた“フーウー”という甘い多重コーラスが早くも登場します。良薬の証であるかのようにスガ印の薬はいつも苦みを失うことがないのだけれど、それでも今回は糖衣したぶん口に含みやすくなった……そんな印象がこのイントロにはありました。ままならぬ人生はビタースウィートと謳っているかのようでした。

 ここでもループは重用されています。メロディの進行とともにコードは変化しても、やがて規則的にBM7→E♭7に戻るのです。戻ってくるまでにはそれなりに起伏があっても、終点がまた始点となる。それを繰りかえすうちに終点と始点の区別は徐々に意味をなくし、この物語はどこから始まったのかさえ曖昧になってきます。

 ループ状のコード進行で歌われるラブソングはメリーゴーラウンドに似ています。つまり、愛というものは終わることなく浮き沈みを続けながら同心円状を回りつづけるものだと。行きっぱなしではいけない。帰り道をなくした思いを愛とは呼ばない。愛情の歩みだけではなく、性愛の営みもそうかもしれません。ひとりで片道切符を握りしめた男に未来をあずけられる女性はいますか?

 サウンドが呼び起こすイメージはわかりました。では実際の歌詞はどうか。 タイトルでも歌詞中でも「愛」が名詞としてしか用いられていないことにまず留意してみましょう。動詞にならない愛。「ぼくら」ふたりは観念としての愛にまだ十全たる命を吹き込めてはいないということ。だからこそ「もう少し愛についてうまく話せる時がきたら」一緒に暮らそうと男は提案するのです。慎重とも弱気とも誠実とも解釈できるけれど、繊細であることだけは確かなようです。もしかするとこれまでに同棲や結婚にしくじったことがあるのかもしれません。いや、それともこれは目の前の恋人を思いやる気持ちの現れなのか……ま、そう思えるひとは幸せですね。

 そもそも「愛について」というタイトルが投げかける、その大きさ。一見あるいは一聴しただけではこの日本語表現はファンクのビートにそぐわない気もします。ですがこの視座が生みだす「ねじれ」が強力なフックへと好ましく変態していることにやがて気づくことでしょう。タイトルの由来についてスガと直接話したことはありませんが、ハルキストを公言する彼のことですから、村上訳のレイモンド・カーヴァー短編集『愛について語るときに我々の語ること』は当然視野に収めていたはずですよね。余談ですがスガ楽曲は村上春樹本人の耳にも届いており、「愛について」のカップリング曲「バクダン・ジュース」が2004年の小説『アフターダーク』に織り込まれていたほか、翌2005年の音楽エッセイ集『意味がなければスイングはない』でもスガを論じています。ライブにも足を運んだりしているのだとか。

 でもリリース当時にぼくが真っ先に思いだしたのは、高校時代に触れた武者小路実篤の同名随筆だったりします(だとしたら笑えるのですが)。次に連想したのはフォーキー・ソウルの至宝ビル・ウィザーズの滋味あふれる78年作品『’Bout Love』。ウィザーズはスガと同じく30代でメジャーデビューした歌手でもありますからね。この直訳という可能性も否定できないかと(たぶん違うな)。

 ぼくが感嘆してしまうのは、こういった妄連想のすべてが、じつは「愛」ではなく「について」という響きから喚起されたイメージであるという事実です。「について」の勝利。この詩作センスは凡夫にはなかなか持ち得ないものですが、賞味の対象となるだけの普遍性はある。その絶妙なバランスこそ「スガ シカオという非凡」の鮮やかな証左です。

 

 もうひとつ、歌詞のなかで非凡なきらめきを見せる箇所をご紹介しましょう。1番のサビのあとに付加されたAメロ該当部分、その冒頭の「夜がきて あたたかいスープを飲もう」です。正直に告白すると、ぼくは長い間この部分の言葉遣いに違和感がありました。口語表現として「夜がきて」でも意味は通じるだろうけれど、より相応しいフレーズは「夜がきたら」ではないか。もちろんそうすると母音がひとつ増えてしまうけれど、それはアウフタクト(弱起)、つまり小節の前から歌いだすことで対応できたはず。ためしに歌ってみたら変拍子の趣も生まれて案外アリなんだけどなあ……。

 この違和感が解消されたのはわりと最近のことです。主人公の男女は「木枯らしにこごえる」ようなカップル。小さき市民なのでしょう。特筆すべき反社会的な資質は備えていないように見受けられます。それどころか勤勉さやつつましやかさを感じさせます。「仕事はかなりできた」と本人が述懐する会社員時代のスガの分身でしょうか。正しき社会生活を送るひとにとって、夜は必ず「きて」くれるもの。「きたら」じゃ困る。社会が乱れますからね。

 ハタチくらいからずっとフリーランスの立場で音楽業界にどっぷり浸かってきたぼくには、定時で仕事を始めたり終えたりする感覚は縁遠いものでした。時として昼(勤労時間)は明け方までつづくものだし、そもそも夜(自由時間)は「はじめる」ものであって「くる」ものではなかった。エクスキューズめいた言い方になりますが、プロのミュージシャンや音楽業界人には珍しくない感覚です。むしろこの世界で常識とされるのはこのゆるい感覚かも(だからといって良識とは思っていませんよ)。現にぼくも40代で人の親になるまではこの常識が支配的なコミュニティで毎日を過ごしてきました。

 しかし、スガ シカオはそうではなかった。97年の時点で、夜が「きて」と断言できた。「土俗的」というニュアンスの俗語を由来とするファンクを得意としているのに。これを「会社員生活の経験が生きた」と結論づけるのは早計に過ぎるかもしれませんが、はっきり言えるのは当時の彼が社会の大半を占める人びとのリアルな日常感覚と感性を有していたということです。遅いデビューでしたが、それまで見てきた景色から大きな収穫はあったのだと思います。人生に意味のない一秒なんてないのでしょう(最近知ったのですが、「愛について」の初出は95年リリースのインディーズ盤なんだそうですね)。

 

 ところでスガ シカオの名前が格段に広く浸透したのは自分の歌声やサウンドによってではなく、98年の年頭にリリースされたSMAPの初ミリオンセラー・ヒット「夜空ノムコウ」の作者としてでした。実はスガはここでは作詞しただけで、作曲は川村結花、編曲はCHOKKAKUが手がけています。ですが印象的に片仮名が用いられたタイトルはこの曲を「スガ シカオ度100%」と思わせるに十分でした。ややこしいことにCDシングルのカップリング曲「リンゴジュース」は作詞も作曲もスガだったので(編曲はCHOKKAKU)、このことが「夜空ノムコウ」の作曲もスガ シカオが手がけているという誤解を助長してしまったのかもしれません。歌詞だけにかぎっていえばこの盤に収められた言葉の全てがスガ製だったのですから。つまり「スガ シカオの語り部=SMAP」という構図が成立していたのです。

 1998年の年間シングルランキングのトップは161.1万枚を売り上げたGLAY「誘惑」でしたが、「夜空ノムコウ」はそれに肉薄する157.1万枚で2位を記録。スガ シカオの名前は一躍メジャーな響きを帯びることになります。その時点で川村結花(たいへん優秀な作曲家、シンガーソングライターです)の知名度がさほど高くなかったこともスガ シカオの神格化にあたっては有利に働いたかもしれません。「愛について」も収めた2枚目のアルバム『FAMILY』を6月にリリース、その出来がすばらしかったことで彼の名声は決定的なものとなりました。

 

 翌99年の9月にぼくは彼と再会しました。NHK-BS2の番組『BS音盤夜話』にそれぞれゲストとして招かれたのです。音楽評論家・萩原健太さんの司会のもと、1枚の名盤を取りあげてその魅力や意味性を語りつくすという座談会形式の生番組。ぼくたちが招かれたのは、はたしてスライ&ザ・ファミリー・ストーンの69年の名盤『Stand!』の回でした。パネリストに近田春夫さんとピーター・バラカンさんという稀代の論客を据えたこの番組で、ぼくたちは1時間にわたって語りあいました。これは楽しかったですね。全員で『Stand!』という名の重箱の隅をつつくような感じで。大人の部室トークといった趣でした。

 スガは2年前の初対面の時とは別人のような自信に満ちていました。スライ楽曲のリズム解釈について長いリスナー歴を感じさせる体験的見地で独自の解釈を披露もしてくれました。まさに旬のロックスターのかがやきを身にまとっていましたし、笑顔も絶えなかったように記憶しています。でもぼくはヒット経験がスガの人格を変えたとはまったく思いませんでした。プロの音楽業界にある程度身を置いた結果、もともと持ち合わせていた人なつっこさを彼も躊躇なく出せるようになっただけではないか。そう感じました。

 番組は無事終了。スタッフのみなさんから出演者たちへのねぎらいの言葉もいただき、さあ解散という段になったその時、パネリスト席を立つピーター・バラカンさんのもとにスガが近寄っていきます。はて、このふたりは以前からの知り合いだったのか……すこし怪訝に思いましたが、何やら面白そうなのでぼくもそのやりとりを見守ることにしました。「あのう、これにサインしていただけますか?」おそるおそるそう言ってスガがおもむろに取り出したのは、ボロボロに傷んだ文庫本。彼は本番のスタジオに入る前からこの本をポケットにしのばせていたのですね。ちらりと見えた表紙でそれが何であるかすぐにわかりました。なぜなら、ぼくもその本の読者だったからです。昭和64年、いや平成元年(1989年)に新潮文庫から出たバラカンさんの名著『魂(ソウル)のゆくえ』。この本にめぐり逢ってソウルミュージックを聴きはじめたという者、もっと言うならこの本を教典としてロックからソウルに宗旨変えしたという者はぼくの同世代に少なくありません。

 思いがけぬ申し出をバラカン氏は快諾した様子。本を差しだすスガの手は小刻みに震えています(誇張ではありません)。自著にペンを走らせたあと、リベラルで知られるロンドン生まれのブロードキャスターはにっこり笑ってそれを持ち主に返しました。旬のロックスターは笑っているようでもあり、泣いているようでもあります。2年前に目の表情をうかがうことさえできないほど帽子を目深にかぶっていた、あの新人ミュージシャンがそこにはいました。

 

 と、ここまで書いて当時のバラカン氏が何歳だったのか気になり調べてみました。その前月、つまり1999年8月に48歳になったばかりだったのですね。そうか、現在のスガさんはあの日のピーター・バラカンと同じ歳なのか……。時が流れるのは早いものですね。

 でも2015年のいま、ぼくは知っています。「愛について」で初めてファンクのリズムに出逢い、以来その信者となったひとたちが結構な数にのぼることを。そこには確かに魂(ソウル)のリレーがあることを。

 

 


 

 

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「愛について」「バクダン・ジュース」に加え、
SMAPに提供した「リンゴ・ジュース」のセルフカバーも
収録した2ndアルバム!

スガ シカオ『FAMILY』

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松尾 潔 プロフィール

1968 年生まれ。福岡県出身。
音楽プロデューサー/作詞家/作曲家

早稲田大学在学中にR&B/HIPHOPを主な対象として執筆を開始。アメリカやイギリスでの豊富な現地取材をベースとした評論活動、多数のラジオ・TV出演を重ね、若くしてその存在を認められる。久保田利伸との交流をきっかけに90年代半ばから音楽制作に携わり、SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後プロデュースした平井堅、CHEMISTRYにミリオンセラーをもたらして彼らをスターダムに押し上げた。また東方神起、Kといった韓国人アーティストの日本デビューに関わり、K-POP市場拡大の原動力となる。

その他、プロデューサー、ソングライターとしてEXILE、JUJU、由紀さおり、三代目J Soul Brothersなど数多くのアーティストの楽曲制作に携わる。シングルおよび収録アルバムの累計セールス枚数は3000万枚を超す。
2008年、EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲・プロデュース)で第50回日本レコード大賞「大賞」を、2011年、JUJU「この夜を止めてよ」(作詞・プロデュース)で第53回日本レコード大賞「優秀作品賞」を受賞。
NHK-FM の人気番組『松尾潔のメロウな夜』は放送5年目をかぞえる。

近著に『松尾潔のメロウな日々』(スペースシャワーブックス)。

 

 

 


 

 

「松尾潔のメロウな歌謡POP」バックナンバーはこちらから

 

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2/21(土)都内某所にて、3/4(水)リリースとなるLiSAニューアルバム「Launcher」のハイレゾ先行試聴会が実施され、moraスタッフが当選された超ラッキーな皆様とLiSAのニューアルバムをハイレゾ体験してきましたhappy01

当日はこの日の為に用意されたSONY「HAP-Z1ES」、スピーカーシステム「SS-AR1」によるニューアルバム「Launcher」のハイレゾ全曲試聴、「LiSA×.野村ケンジ氏(ハイレゾライター)×岡村 弦(LiSAサウンドディレクター)」による“LiSA×ハイレゾ”鼎談、さらに「ハイレゾ格付けチェック」大会としてハイレゾ、通常音源の聞き比べクイズが行われ、優勝者にはLiSA直筆サイン入りハイレゾウォークマンがプレゼントされましたpresent

当日は配られた歌詞を見ながらの、大学の講義のような真剣な雰囲気↓でスタート!

ハイレゾライター野村ケンジ氏によるハイレゾ説明に続き、、

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おまちかねLiSAの登場によって会場は大盛り上がり!

「みんな~なんか、かたいよ-(笑)」と会場を和ませ、

今回の試聴会については「新しいアルバムは凄いカッコイイんです!このカッコイイという気持ちをお伝えしたいし、自分がリアルに思っていることを伝える場が与えられたことが嬉しい。誰よりも早く聴けるなんてラッキーじゃない?!笑 こんな広い場所で、こんないい機材で、こんな大勢で聴く機会は滅多にないので楽しんでください!」と語った。

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「Mr.Launcher」のハイレゾ音源が会場に流れ始めるとLiSAの手拍子を促すジェスチャーに会場から手拍子に加えサイリウムを片手にする人も出現し、試聴会場は一気にライブのような雰囲気に!

さすがLiSA!heart01

またLiSA本人が客席に座って聞くという嬉しいサプライズも!(回りに座っていた方はラッキーでしたねhappy02

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1曲ごとに野村ケンジ氏(ハイレゾライター)によるハイレゾ聴きどころポイント、サウンドディレクター岡村 弦とLiSAによるレコーディング秘話もとびだしここでしか聞けない作詞や作曲秘話に笑いあり、驚きありの貴重なトークとなりました。

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終盤「君にピエロ」の試聴ではLiSAが曲を聴いてもらうためのデモとして録音した音源が会場で流された。

自身でギターを弾いて、iPadの録音機能を使って録られたという音源に、会場は大いに盛り上がるもLiSA本人は「恥かしー!!!」と悲鳴があがりましたhappy02

司会のハゼさんの盛り上げもありワイワイとアットホームなあっという間の2時間。

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最後はこれまで聴きこんできたハイレゾ試聴会の成果を見せて!

というLiSAの掛け声と共に「ハイレゾ格付けチェック」を開催、通常音源とハイレゾ音源聞き比べクイズが出されました。

ここで流されたのはヒットシングル「シルシ」なんと会場にいたほとんどの人がハイレゾ音源を正解!

やはり大きな会場にいてもその違いは明らかなようです。

LiSAニューアルバム「Launcher」のハイレゾ配信は3/4(水)~

野村ケンジ氏もハイレゾはロックに向いていると宣言していましたが、LiSAのラブレターたくさんの人にハイレゾで楽しんでもらいたいです

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cdLiSAニューアルバム「Launcher]
3/4(水)~ハイレゾ・通常同時配信開始!

 

LiSA配信中タイトルはこちらハイレゾも配信中です!

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moraでは恒例(にしちゃってる)のグッとポイント企画flair  今回は『サクラミチ』のグッとポイントですsmileygood 

 sakura_140.jpg

 1. サクラミチ            
   2. 君のいない夜
 music通常音源   btn_buy.png
 
   movie「サクラミチ」ビデオ
      btn_buy.png          btn_artist_page.png 

東方神起の10周年記念シングルcd「サクラミチ」は、希望や不安を感じながら新たなる道を進むすべての人へ送る東方神起からのメッセージソングnoteカップリングの「君のいない夜」は、油断していると思わず泣きそうになってしまう名曲。二人のハーモニーと歌詞がとてもとても切ないんですcrying
これから訪れる旅立ちの季節を東方神起の歌声と共に…
 

 「サクラミチ」ミュージックビデオのみどころは?

線路は続く~よ~っという感じで電車の座席に向かい合って座る二人のシーンから始まる今回のビデオmovie。二人と共に東方神起号の旅に出発しましょうtraindash桜や光の隙間からやたらと見つめてくる(MAX約9秒(moraスタッフ調べ))東方神起のぐっgoodとポイントをご紹介!

 

happy02{サクラミチのここがツボなんです!!!
●足が長すぎて窮屈そうな二人(virgo肘掛部分でいいので横に座らせて下さい)
●ユンホの切ない表情(virgo切ない…胸が痛い…でもそこがセクシーheart02
●チャンミンの窓に頭コテン(virgo私も画面に頭コテンしちゃう♡←液晶割らないように)
●プロジェクションマッピングを映しているかのような桜柄のスーツcherryblossomvirgoユンホの方が濃いめに投影中)
●手を広げながら下ろすチャンミン(virgoまるで天使が羽ばたいているようshine
●”繋がってる~♪”で手を差し出すユンホ(virgoその手をすかさずキャッチpaper
●テンポアップすると指でリズムを取り出すユンホ(virgoテンション上がっちゃったsign02
●線路をモデルウォーキングするチャンミン(virgoTBC(東方ボーイズコレクション)開幕)
●喉仏をブルッブル震わせながら歌うチャンミン(virgoこれぞ、「漢」です)
●「歌い切ったー!」と手を下ろすチャンミン、目をつぶるユンホ(virgo完 全 燃 焼)
●電車到着後チャンミンが立ち上がったときのユンホの表情(virgo「え、降りるの?」とでも言いたげな…)
 
 
切なくて寂しいけれど 大丈夫、また会えるから!
東方神起の到着した先があなたの最寄駅でありますように
 
と、切に願っちゃう「サクラミチミュージックビデオ!
是非moraでダウンロードして観て下さいね♡
 
 
flag過去グッとポイントシリーズはこちらから↓
Spinning/Chandelier (本人インタビューも掲載)
WITHmigipein_388_48.jpg
★Something(東方神起 LIVE TOUR 2014 TREE)
TREELIVE.jpg
★Sweat (本人インタビューも掲載)
東方神起Sweat_PKG右ペイン_20140611.jpg
★Something
bnr0002983766.01.jpg
★Very Merry Xmas
tohoshinki_右ペイン_20131127.jpg
★SCREAM
tohoshinki_右ペイン_20130904.jpg
★OCEAN
tohoshinki_PKG右ペイン_20130612.jpg
 
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